先日、4泊5日でチェコ&オーストリア周遊旅行へ行ってきました。
***旅行日程***
1日目 プラハ旧市街散策
2日目 プラハ城&カレル橋
3日目 ウィーン・モーツアルトオーケストラ鑑賞
4日目 ウィーン旧市街&王宮周辺散策
5日目 ホーフブルク王宮観光
4日目はウィーンの街歩き&オペラ座見学です。
オペラ座の内部見学は見学ツアーへの参加が必須なのですが、日本語のツアーがあったのでそちらに参加しました。
【旅行記】オーストリア・ウィーンの街歩き
プラハでは朝食込みのプランだったのですが、ウィーンでは朝食がついていなかったので事前に調べていたカフェに行くことに。
ここで問題が・・・!
この日行こうとしていたカフェに行くと、「今日は予約で満席」とのこと。
朝食なのに予約で満席!?!?
これまで十数か国ヨーロッパを旅行していますが、朝食が予約で満席なんて聞いたことないよ?(/・ω・)/
慌てて他の予定していたカフェに確認するも、そちらも予約で満席。
まさかの朝食難民になりかけました(;・∀・)
旅行前に”モーツアルトの朝食が美味しかった”という口コミを見ていたのを思い出し、ダメ元で「モーツアルト」へ連絡。
すると、意外にも「今混んでないからOK」との返事が。
お目当てのカフェを諦めきれず、「モーツアルト」へ行く前にお店に寄ってみて、やっぱりダメだったら「モーツアルト」へ行こう!ということでカフェに寄ってみたところ・・・
「カウンター席なら空いてる」
ということで、色々ありましたが、無事予定していたカフェ「The Guesthouse Brasserie & Bakery」に入ることができました(*‘∀‘)
ウィーンの旅行予定してる人、このくらいの時期でも朝食まですべて予約していった方がいいです。
朝食で行こうと調べていったカフェがことごとく予約で満席で朝食難民になりました
これまで10か国くらい旅行したけれど朝食まで予約必要な国はなかった、、
— やまえりドイツ駐妻ブロガー (@Yamaeri11) October 5, 2019
テンパってTwitterでもこんなことを呟いたりもしたのですが・・・
原因は、
- 観光客増加(特に中国人、韓国人)
- ドイツの祝日と重なった
このあたりが濃厚そうです。。
中国人、韓国人は本当に多くて、プラハでもウィーンでもいたるところで観光客を見かけました。
昨日の夜ご飯のレストランも7~8割が中国人・韓国人だったからな~(;・∀・)
これからは10月もハイシーズンの仲間入りかな。。
さすがに冬は大丈夫だとは思いますが、プラハやウィーンのクリスマスマーケットはヨーロッパ諸国の中でも人気なので、年内は混雑しそうです。
どうしてもここで食べたい!というカフェやレストランがある場合は事前に予約していった方が安全かもしれません。
少し話がそれましたが、「The Guesthouse Brasserie & Bakery」で私が食べたかったのがこのエッグベネディクト!!!
絶妙な塩加減でとにかく美味しかったです。
今のところハワイの「ハウツリーラナイ」のエッグベネディクトが個人的に一番好きなのですが、この「The Guesthouse Brasserie & Bakery」のエッグベネディクトは2番に躍り出ました(*‘∀‘)
そして、私たち夫婦ともに大好きなフレンチトーストも。
こちらも絶品!!
マロンとピーナツバターのソースの相性が抜群で、甘いもの好きな2人で奪い合いになりながらぺろりと頂きました。
このフレンチトーストも本当に美味しかった。。
ちなみにフレンチトーストもハワイの「ハウツリーラナイ」が今のところ個人的に一番好きなのですが、フレンチトーストもこの「The Guesthouse Brasserie & Bakery」のものが2番になりました!
一時はどうなるかと思った朝食も大満足に終わったので、まずはシュテファン寺院へ。
まだ朝食しか食べてないですが、既にウィーンを気に入り始めた私たち夫婦。
道もキレイで整備されていて、まさに”洗練された都会”を感じさせてくれます。
ちなみに、ウィーンは地下鉄も今まで行ったヨーロッパ諸国の中で一番清潔感があり、表示も分かりやすかったです!
シュテファン寺院は、旧市街を歩いていると突如どーん!!と現れます。
かなり大きくてケルン大聖堂を思い出しますが、ケルン大聖堂より可愛い感じ・・・
色が白っぽいベージュでモザイクの瓦屋根がとっても可愛いです。
大きすぎて、カメラを縦にしても下から上まで1枚の写真に収めることはできませんでした(;・∀・)
中に入ると・・・
厳かな雰囲気がひしひしと伝わってきて感動です。
ふと上を見ると十字架に磔にされたキリストが。
ちょっと怖い(;・∀・)
入口前のスペースは無料で、奥に入るにはドームガイド6€と有料になります。
無料スペースは大量の人でゆっくり見学できなかったので、ドームガイド6€を支払い、中へ入ってみることに。
こちらはフリードリヒ3世の眠る石棺です。
その他、説教壇やパイプオルガンなど、計10か所以上ものみどころがシュテファン寺院にはありました。
日本語ガイドがとても詳しく説明してくれたため、夢中で見学していたところ、あっという間に2時間が経過。
ところどころ飛ばしつつ聞いて2時間くらいかかったので、全てをじっくり聞くと3時間ほどかかるかもしれません。
シュテファン寺院を出てランチのお店に向かっている途中、まさかのSturm(シュトゥルム)を発見!!
シュトゥルムは、発酵途中のワインのことで、ドイツではFederweißer(フェダーヴァイザー)やFederroter(フェダーローター)などといわれています。
この発酵途中のワインが美味しくて美味しくて美味しくて・・・!
ドイツのフェダーヴァイザーが特に有名なのですが、実はヨーロッパ各国に同様のワインがあるということで、プラハ旅行中から探していたんです(*‘∀‘)
プラハでは見つからなかったので諦めかけていたところに。。
ちなみに、チェコの発酵途中のワインはburčák(ブルチャーク)といわれています。
フェダーヴァイザーについて詳しく知りたい方は「フェダーヴァイザー(Federweißer )が美味しすぎる件|秋にしか飲めないお酒」で紹介してるので参考にしてみてください!
シュトゥルムはこんな感じで道端の屋台で売られていました。
白と赤があったのですが、白ワインを飲んでみることに。
うん、この濁った感じと炭酸の泡の感じが発酵途中のワイン!!という感じ。
やっぱり普通のワインよりも好きかもしれない(*‘∀‘)
ただ、味自体はドイツのフェダーヴァイザーの方が美味しかったかな~
それにしても・・・
右手にLOUIS VUITTON、左手にCHANEL、目の前にPRADA。
まるで銀座を歩いている気分です。
ここは人の少ない東京?などと話しながらお目当てのレストラン「Zum Schwarzen Kameel」へ到着。
この「Zum Schwarzen Kameel」は、カラフルなオープンサンドが有名で、地元の人にも大人気のレストランです。
ショーケースにはこんな感じにオープンサンドがずらり。
オープンサンドの他、ミニサイズの可愛いケーキもたくさん並んでいました。
私が席で待っている間に夫がオープンサンドを調達。
オレンジ:パプリカ風味
黄色:卵のカレー風味
紫:キャベツのビネガー風味
白:ニシン
たしか味はこんな感じかな?
黄色いカレー風味のオープンサンドが一番美味しかったです(*‘∀‘)
レシートが写真に写ってますが、4ピースで5,80€ととってもお得。
色々食べ比べてお気に入りを探してみてくださいね。
こちらは、「Hokkaido Kürbis(カボチャ)」のスープ。
ホッカイドウカボチャ、とっても甘味があり美味しいのでスープも絶対美味しいだろう!とオーダーしてみたのですが・・・
カボチャ×グリーンピースのスープでとっても美味しかったです!
お腹を満たした後はまずオペラ座の見学ツアーに参加するためオペラ座へ。
すると、15:00から日本語ツアーが開催されるとのことだったのでチケットだけ購入し、ツアーの時間まで他のスポットをまわることに。
ウィーンでは、街の至るところで馬車を発見!
どこを見てもヨーロッパらしく素敵な建物が並んでいるので、本当に絵のような景色です。
プラハでは雨が多くあまり街並みを楽しめなかったのですが、ウィーンでは青空のタイミングも多く、ゆっくり街並みを楽しむことができました。
こちらはホーフブルク王宮の国立図書館(プルンクザール)とその前にはヨーゼフ2世の像がたっています。
国立図書館は明日見学するので、今から楽しみ。
そしてホーフブルク王宮のまわりをぐるっと回り、ミヒャエル宮の前へ。
残念ながら逆光だったのですが、それでも素敵。
そこから徒歩5分ほど歩くとペーター教会に到着します。
このペーター教会、ウィーンで2番目に古い教会だそうです。
中に入ってみると想像以上にたくさんの人!!
でもとっても美しい空間が広がっていました。
絵が金色の枠にはみ出しているのが少し気になります。
それにしても、金がふんだんに使われていていくらお金が使われたのか想像もつかないほど豪華ですね~
天井のフレスコ画は少しくすんでしまっていますが、それがより歴史を感じさせてくれます。
ペーター教会からカプツィーナ教会へ向かう途中、ペスト記念柱をとおりました。
旅行前はガイドブックでペスト記念柱をみて
”なんだ、ただの柱か・・・”
と思っていたのですが・・・
ただの柱なのですが。
ただの柱なのになんか素敵!!
両側のキレイな建物と青空、そして通りの真ん中に立つペスト記念柱。
ただの柱がこんなにオシャレに感じられるなんてさすがウィーンです(/・ω・)/
ペーター教会から徒歩5分ほど歩くとカプツィーナ教会が。
まわりの建物が工事中で外観はよくわからなかったのですが、中は白と茶色で統一された厳かな雰囲気です。
観光客をほとんど見かけず、ほぼ独占状態で見学できたので余計厳格さを感じました。
地下には納骨堂(入場料6€)があり、調べるとそちらの方が観光スポットとしては有名なようですが、私たちは教会だけの見学にしました。
ポルトで納骨堂を見て以来、納骨堂は避け気味です。。不気味だもん。。(;・∀・)
カプツィーナ礼拝堂を見学後、オペラ座見学ツアーの時間が迫っていたのでオペラ座へ向かいます。
これまで、プラハでもウィーンでも日本人をほとんど見かけず中国人・韓国人ばっかりだな~と思っていたのですが。。
ツアーの時間の前には、ホールに溢れるほどの日本人!!
(イタリア人、ドイツ人も溢れてましたが)
見学ツアーは30~40人ほどのグループのツアーで、所要時間は40分ほどです。
こちらはオペラ座の大広間。
こう見ると、やっぱりパリのオペラ座は別格のように感じますね~。
ウィーンのオペラ座も素敵ですが!
歌劇場内も、実際に椅子に座って見学できました。
舞台では次の公演の準備をしている様子が。
幕が閉じてるところ見たかった~残念(/・ω・)/
ちなみに、ツアーの最後で舞台裏も見学することができました。
こちらは舞台側から客席側を撮影したものです。
やっぱり一度でいいのでどこかのオペラ座でオペラ鑑賞してみたいですね~
オペラ座見学ツアーのあとは休憩するため、「Café Imperial」へ。
5つ星ホテルの中にあるカフェで、インペリアルトルテが有名です。
入口はこんな感じ。
入ってすぐ左手がカフェの入口でした。
赤を基調とした、優雅さと格式を感じさせる店内です。
インペリアルトルテ(オリジナル)とカプチーノをいただきました。
ちなみに、最終日(明日)カフェ・ザッハーのザッハートルテも食べてみたのですが、このインペリアルトルテの方がしっとりとした甘さで美味しかったです(*‘∀‘)
カフェで休憩した後は夕食の時間までリンク周辺のスポットをまわることに。
まずはヴォティーフ教会へ。
工事中なのか?柵で覆われているようだったので、遠目でパシャリ。
徒歩でリンク周辺をまわったのですが、ほんとに人の少ない東京を歩いているような気分になりました。
建物はヨーロッパ風で全然こっちの方がお洒落だと思いますが。。
大手町?丸の内?ってこんな感じの雰囲気じゃなかったかしら?(;・∀・)
今まで20カ国ほど旅行してますが、先日の旅行でウィーンが
“世界一住みやすい街”
と言われてる理由が分かりました
街がきちんと整備されてて駅ナカもヨーロッパの中で一番キレイだった
ご飯を抜きにしたら(笑)ウィーンに住みたいねと夫と盛り上がりました#やまえりフォト #旅フォトシェア pic.twitter.com/EB2hE2bhcq
— やまえりドイツ駐妻ブロガー (@Yamaeri11) October 16, 2019
うん。ほんとに。ウィーン、住めちゃいます!!
こちらは市庁舎。
市庁舎も立派!
ヨーロッパの市庁舎を見るといつも思うのですが、日本の区役所ももっとこんな感じで立派な建物にしたら働く人もやる気出そうだな~と。。
と言っても、東京でこんなヨーロッパ風の建物が街中にあったら観光スポット化して大量の人が押し寄せそうですね(;・∀・)
ちなみに、国会議事堂はまさかの大規模工事中でした。
ちょっと残念。。
最後は、マリア・テレジア広場です。
マリア・テレジア広場は、ホーフブルク王宮のブルク門を出た正面の広場で、広場の左右には自然史博物館と美術史博物館が向かい合うように建っています。
肝心のマリア・テレジアさんは・・・
広場中央の高台の上から広場を見渡していました。
こちらはマリア・テレジア広場からホーフブルク王宮を撮影した写真です。
新王宮側から見る景色と大分雰囲気が違います。
この日の夕食はレストラン「Buxbaum Restaurant」へ。
庭園がとっても素敵な雰囲気だったのですが、時期的にもかなり寒く夕方から雨もひどくなっていたので店内の席へ。
私はビーフステーキ、夫はパスタをオーダーしました。
このステーキ、柔らかくて肉厚でソースもとっても美味しかったです!
美味しかったのですが・・・
夫のオーダーしたこちらのパスタが大ハズレ。
なんの味かよくわからなかったのですが、人生で一番不味いパスタだったかもしれない・・・(/・ω・)/
今回の旅行で一番奮発して選んだレストランだったので残念です。
私のお肉はとっても美味しかったですが(;・∀・)
「Buxbaum Restaurant」へ行こうとしている場合は、メニューの選択に気を付けてください!
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