帰国後は再就職を考えている人で、このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
”海外にいながらの転職活動”というレアケースなのでそんなに情報も多くないですし、まず、海外で生活しながら転職活動ができるのかどうかもよく分からないですよね。
そこで、【駐在妻が転職活動をはじめるタイミング】【本帰国前から転職に向けて事前に準備できること】を紹介したいと思います。
もくじ
駐在妻が転職活動をはじめるタイミング
前職へ戻れる、休職中で復職すればいいだけ、という場合はあまり問題ないですが、前職を退職していて元の職場に戻るつもりがない場合は転職活動をする必要があります。
転職活動といえばまず「転職エージェントに登録」するのが最初の一歩といえますが、駐在妻の場合いつ登録するべきか悩みますよね。
結論としては、早くて1年前くらいからがベターです。
あるエージェントのキャリアコンサルタントの方の話では、4~5ヵ月前がベストなタイミングだそうです。
本帰国確定の2~3年以上前でもエージェントへの登録は可能ですが、実際に転職活動をするタイミングでは転職市場の状況も変わってしまうので、あまり早くに登録しても最初に入手した情報は古くなってしまい役立ちません。
本帰国の確定2年前くらいまでは自分がやりたいことをやってみるのがおすすめです。
私は1月から転職活動を始めたのですが、「早ければ今年の夏、遅い場合は来年」という立場で複数の転職エージェントに登録しました。
海外からも登録可能な転職エージェントについては「海外からも登録可能な転職エージェントまとめ|駐在妻におすすめ」でまとめているので参考にしてみてください。
転職エージェントを利用した転職活動の具体的な流れは以下が一般的のため、転職したいと思っているタイミングの4~5ヵ月前くらいまでには転職エージェントに登録しておくとある程度余裕を持って職探しをすることができます。
- 転職エージェントに登録
- 担当者とキャリア面談
- 具体的な求人を見る
- 履歴書・職務経歴書の添削、模擬面接※
- 気になる求人に応募
- 面接、試験など
※エージェントによって対応可能な範囲は異なります。
本帰国前にできること
本帰国後に転職を希望する駐在妻が本帰国前にできることとしては以下の5つが挙げられます。
- 自己分析
- 転職エージェントに登録
- スカイプ面談
- 転職に向けてのスキルアップ
- 一次・二次面接
この後それぞれについて詳しく紹介していきます。
自己分析
自己分析はタイミングなどは一切なく、思い立ったらいつからでも始められます。
- これまでの経歴、経験
- 今の自分の保有スキル
- 今後やりたい仕事
- 転職先の希望条件
- 条件ごとの優先順位
これらのことを書き出して自己分析を行いましょう。
子供がいる人はもちろん、今は子供がいなくても将来的に子供がほしい場合は子供のタイミングもあわせて考える必要があります。
場合によっては旦那様と相談しながら希望の働き方をキャリア面談でしっかりと伝えられるように気持ちを整理しておきましょう。
転職エージェントに登録
本帰国が決まった、または本帰国が決まりそう!となったら転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントは一つではなく複数のエージェントに登録し、色々なキャリアコンサルタントのアドバイスを受けるのがおすすめです。
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- DODA
など業界大手の総合型転職エージェントは海外在住者は登録できないのですが、海外からも登録可能なエージェントもいくつかあります。
海外から登録可能なエージェントについては以下の記事でまとめていますので、気になるエージェント3~5社ほど登録してみてください。
スカイプ面談
海外から登録可能なエージェントであれば基本的にはweb面談に対応しています。
スカイプか他のweb会議サービスかはエージェントごとに異なりますが、海外にいながらキャリア面談を受けることができるので、本帰国前にぜひキャリア面談を受けるようにしましょう。
本帰国の日程が決まっていない場合、具体的な求人はまだ見なくていいという人もいると思います。
その場合も、【転職活動開始時期の相談】【希望業界の市場状況の情報収集】などアドバイスをほしいというスタンスでも問題ありません。
面談日を決める際、「こういう状況なので、これについてアドバイスがほしい」ということを事前に伝えれば希望に沿った内容で面談を受けることができます。
登録~スカイプ面談までの流れ、事前準備、当日の服装、注意点などは以下の記事でまとめています。
転職活動に向けてスキルアップ
本帰国前にできることとしては、転職活動に向けてスキルアップをするということがあります。
希望業界が決まっている場合はその業界で+@の評価がもらえる資格やスキルを習得しておくと、離職期間があっても有利に転職活動を進めることができます。
また、希望業界が決まっていない場合や本帰国後は未経験の業界に転向したいという場合は、まず自分の興味のある分野を探してみてそれから業界を決めるのも一つの方法です。
最近では完全オンラインで資格取得のための講座が受講できたり、スキルを身につけることができるようになっています。
駐在妻におすすめのオンラインサービスについては以下の記事でまとめていますので参考にしてください。
一次・二次面接
企業によっては、一次・二次面接をスカイプで受けることができる場合もあります。
本帰国後はすぐにでも働きたい!という場合は本帰国前に一次・二次面接を受け、本帰国後は最終面接のみという状態にしておくこともできます。
その場合はエージェント担当者にすぐにでも転職活動を始めたい旨を伝え、具体的な求人を紹介してもらいましょう。
まとめ:帰国後の再就職に向けて今から準備をはじめよう
本帰国後に再就職を希望する場合、本帰国前から転職活動をはじめることで帰国後にスムーズに仕事を見つけることができます。
余裕をもって職探しをするためにも、遅くても帰国の4~5か月ほど前にはいくつかの転職エージェントに登録して情報収集をはじめるようにしましょう。
- 自己分析
- スキルアップ
についてはいつはじめても”早すぎる”ということはないので、今から少しずつはじめてみてください。
>>駐妻のスキルアップにおすすめのオンラインサービス一覧をみる
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