初掲載日:2020年9月7日
先日、夫婦で5泊6日のスイス旅行に行ってきました。
実はスイス旅行の計画を立てたのはこれで3度目。
1度目は夫が有給とれず、2日目はコロナでキャンセルになり、3度目の正直でやっと念願のスイス旅行に行くことができました。
旅程の中で利用した空港、飛行機、レストラン、ホテル、各展望台やハイキングコースの雰囲気などは別記事でまとめています。
CHECK!コロナ禍でのスイス旅行|空港、ホテル、レストランなどの状況まとめ
***旅行日程***
デュッセルドルフ ⇒ グリンデルワルトへ
1日目 グリンデルワルト周辺散策
2日目 フィルスト展望台と周辺ハイキング
3日目 ユングフラウヨッホと周辺ハイキング
グリンデルワルト ⇒ ツェルマットへ
4日目 ゴルナーグラート展望台と周辺ハイキング ←この記事はここ
5日目 スネガ展望台と周辺ハイキング
6日目 マッターホルングレッシャーパラダイス
ツェルマット ⇒ デュッセルドルフへ
1日目は午前中に飛行機でデュッセルドルフからグリンデルワルトへ移動し、午後はグリンデルワルト周辺を散策。
2日目はフィルスト周辺を、3日目はクライネ・シャイデック周辺をハイキングしました。
4日目は午前中にツェルマットへ移動し、午後はゴルナーグラート展望台周辺をハイキングです!
【旅行記】ゴルナーグラート展望台周辺ハイキング
今日は朝一でツェルマットへ移動します。
グリンデルワルト見納めです。
こちらの電車に乗っていきます。
- グリンデルワルト→インターラケン・オスト(約35分)
- インターラーケン・オスト→Spiez(約25分)
- Spiez→Visp(約25分)
- Visp→ツェルマット(約1時間10分)
と3回も乗り換えがあって結構大変。。
ただ、車内は特別混雑しているというわけでもなく全行程椅子に座れたのでよかったです。
無事ツェルマットへ到着し、まずはホテルへ。
チェックインの際、コロナ禍での観光促進のためか?100CHF分の金券をいただきました。
100CHFって!!太っ腹!!
20CHFずつ切り離せるようになっていて、鉄道、ロープウェイ、レストラン、ショップなど基本的にはどこでも使えるとのこと。(写真は撮り忘れました。。)
更に1ランクアップグレードしていただき、マッターホルンビューのお部屋に案内してもらいました。
まだツェルマットに着いて30分も経っていないのですが、既にツェルマットLOVE。
お部屋はこんな感じで、ベランダからはマッターホルンの先端が望めます。
この日はもともとスネガ展望台からツェルマットまでハイキングする予定だったのですが、天気予報を見ると明日から雨が降りそうだったので急遽予定を変更し、ゴルナーグラート展望台を目指すことに。
ゴルナーグラート鉄道のチケット購入時、ハーフフェアカードを提示したのですが・・・
「3/14~6/21誕生日の人はチケット無料ね。コロナBirthday割引だよ!」
と。
コロナBirthday割引!!斬新!!
ギリギリ対象内だった私の分のチケットが無料になりました。ラッキ~
そして、ゴルナーグラート展望台へ到着!
マッターホルンが綺麗に見えます。
見事な三角形でかっこいいですね~
展望台の上までのぼってみるとこんな壮大な景色が・・・
雪がかなり溶けてしまっているのですが、展望台からは氷河も望むことができます。
こちら↓は左からモンテローザ、リスカム、そしてうねるように流れているのがグレンツ氷河。
こちらがゴルナー氷河↓
氷河を堪能し、しっかり記念撮影をしたらいよいよマッターホルンを見ながらハイキングです!
展望台付近にはアルプホルンの模型もありました。
ながーい!!
ゴルナーグラートからのハイキングコースはグリンデルワルトのハイキングコースのようにしっかり舗装された道ではなく、いかにもハイキング!という感じの道が続いています。
(一応舗装はされているけど、めちゃくちゃ歩きにくかった・・・。)
道の所々にケアン(積み石)が。
道しるべの役割かな??お墓??
目の前に佇むマッターホルンを目印に、マッターホルンに向かって歩いて行くと先の方に湖が現れます。
リッフェルゼーという「逆さマッターホルン」が映る湖として有名な湖。
ゴルナーグラート鉄道が通ったので足を止めて、マッターホルンと鉄道のコンビネーションを写真に収めます。
ツェルマットらしい写真!!
リッフェルゼーに近づくと・・・お天気に恵まれて、逆さマッターホルンが!!
ん・・・?
逆さ・・・マッターホルン・・・??
まあ、確かに逆さマッターホンなんだけど。。
想像してたのとちょっとちがーう。。
山頂だけちょこっと。
もっと湖に近づくと、今度はマッターホンが大きすぎて山頂が湖から飛び出してしまい・・・
訪れる時間がちょっと悪かったのかな。。
この次の日に見たシュテリゼー湖の逆さマッターホルンの方が100倍くらい感動しました。
リッフェルゼー湖を超えると可愛らしいお花が一面に。
すぐ、2つ目の湖が見えてきました。
こちらもマッターホルンが一応湖に映っていますが、1つ目の方が「逆さマッターホルン」感はあったかな。。
2つ目の湖を超えると分岐があり、どちらを選んでもリッフェルベルクに到着するのですが私たちは左側の道を選びました。(右側は上りのコースらしい)
この辺りから分岐点がすごい増えます。
所要時間が少し違うだけで、どの道を選んでも目的地には着けるようになっているようです。
歩いて行くと可愛らしいお花が。高原植物??
こんな感じの、道なのか道じゃないのかよく分からない道をひたすら歩きます。
というか!!
誰もいない!!
ゴルナーグラート展望台からリッフェルゼーの湖までの道は結構人が多かったのですが、湖を超えたあたりからほぼ人を見かけません。
みんな、湖だけ見て駅に戻ってるのかな??
こんなに美しい景色を見ながら誰もいない道をハイキングできるなんて・・・!
マッターホルンを堪能しながら歩いて行くと道の先にリッフェルベルクが。
リッフェルゼーからリッフェルベルクまでは大体1時間くらいでした。
リッフェルベルクへ到着。
羊がお出迎えしてくれました。
お昼ご飯がまだだったので、屋台でホットドック1つとビールを買って2人でシェア。
ここからもう一駅、「リッフェルアルプ」まで今日は歩きます。
ただ、この後リッフェルベルク→リッフェルアルプのコースを歩いたことを猛烈に後悔することに。。
「地球の歩き方 スイス」に”リッフェルベルク駅の隣に建つホテル・リッフェルベルクの脇を進み、最初の分岐で右へ。”と書いてあったのでその通りに歩いて行ったのですが・・・
この道は、こんな岩でゴツゴツした道が延々続きます。
これ、道!?というくらい岩だらけ・・・
そして、かなり急で片側は崖です。
崖下はこんな感じ。落ちたら死にます。。
更に、道がじぐざぐしていて確かに横目にマッターホルンが見えるのですが・・・
道はこんな岩だらけだし足を滑らせたら落ちるしマッターホルンを見るには横を向く必要があるしでハイキング初心者の私はマッターホルンビューを楽しむことができませんでした。。
ちなみに、「るるぶ スイス」にも同じように分岐を右に向かうルートが紹介されています。
初心者向けとなっていたので歩いてみたのですが、、個人的には中級者向けのような気も。。
じぐざぐの急な崖を抜けると舗装された道が出現し、コースの最後は林?森?の中を歩いて行く感じになります。
途中からマッターホルンは見えなくなってしまうし気を抜いたら落ちそうな崖だし最後は森の中の道だしで、個人的には「景色をしっかり楽しむ」という意味ではゴルナーグラートからリッフェルベルクまでで十分だったなと思いました。
がっつりハイキング楽しみたい人はスリルもあって楽しめると思いますが!
リッフェルアルプでツェルマットまでの鉄道チケットを購入したのですが、帰りの分は割引になりませんでした。
ちょっと残念。。
ツェルマットに戻ったら、アルプホルンを演奏してる人たちが。
この日はホテルで自炊です。
自炊と言っても、ドイツから持ってきたサトウのごはんとレトルトカレーですが。。
ただいまマッターホルン。
レトルトカレーと、帰りにスーパーで買ったサラダとカクテルで。
見た感じそれらしくできました!
が!!ホテルの説明部分に電子レンジありとなっていたはずが部屋に電子レンジがなく・・・
湯銭でやったらお鍋が小さい+時間かかりすぎるで結構わたわたしてしまいました。。
明日は天気次第ですが、晴れてたらブラウヘルト→シュテリゼー→スネガのハイキングです!
【旅行記1日目から読む】
【旅行記5日目を読む】
▼今回の旅行のお供▼