ヨーロッパのクリスマスマーケットといえば日本発のツアーも数多く用意されるドイツのクリスマスマーケットが有名です。
そんな、クリスマスマーケットで有名なドイツですが、その中でも特に有名なクリスマスマーケットが3つあります。
- 世界一有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット
- 世界最大のシュトゥットガルトのクリスマスマーケット
- 世界最古のドレスデンのクリスマスマーケット
世界三大といわれるクリスマスマーケットですが、実際どんな雰囲気なのでしょうか?
そこで、このページでは
- シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの基本情報
- クリスマスマーケットのまわり方
- 実際に行ってみた感想、見つけた屋台など
- クリスマスマーケットまでのアクセス方法
について詳しく紹介していきます。
もくじ
シュトゥットガルトってどんな街?
シュトゥットガルトはドイツ南西部の経済の中心地といわれていて、メルセデス・ベンツやポルシェの本社や博物館があります。
観光地としてはそこまで大きくないため、旧市街を見てまわるだけなら1日あれば十分回り切れてしまいます。
観光+クリスマスマーケット、そしてメルセデス・ベンツ博物館やポルシェ・ミュージアムなどまで足を運ぶ場合は1日半~2日ほどみておくとゆっくり楽しめるかもしれません。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケット基本情報【2019年版】
世界最大のシュトゥットガルトのクリスマスマーケットは、ニュルンベルク、ドレスデンのクリスマスマーケットの並び世界三大クリスマスマーケットの一つといわれています。
300年以上も続く歴史あるクリスマスマーケットで、出店している屋台は280軒以上にものぼります。
エスリンゲンやルートヴィヒスブルク、また、ドイツ三大美城の一つであるホーエンツォレルン城にも日帰りで行くことが出来ます。
ホーエンツォレルン城では城内のクリスマスマーケットが楽しめるのですが、このクリスマスマーケットは毎年6日間だけしか開催されないというとても貴重なクリスマスマーケットです。
シュトゥットガルトを拠点に、ぜひ色々クリスマスマーケットを巡ってみてください!
基本情報
開催期間:
2023年11月29日~12月23日
開催時間:
日~水曜日 11:00 – 21:00
木曜日 11:00 – 22:00
金~土曜日 11:00 – 22:30
開催場所:
シュロス広場、シラー広場、カールス広場、マルクト広場
参照サイト:Home: Stuttgarter Weihnachtsmarkt 29.11. – 23.12.2023 (stuttgarter-weihnachtsmarkt.de)
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットのまわり方
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは大きく分けて4つのエリアで開催されています。
- シュロス広場
- シラー広場
- マルクト広場
- カールス広場
シュロス広場には子供も楽しめる電車の乗り物や観覧車、スケートリンクがあります。
シラー広場は飲食店が集まっているので食事をするならシラー広場がベストです。
マルクト広場は4つのエリアの中で一番大きいのですが、飲食系の屋台は少なく雑貨店が多い印象でした。
ここからは実際に1~4の各エリアをまわってみた様子を紹介していきます。
シュロス広場
まず、シュトゥットガルト中央駅を背にして左手にあるKönigstraße(ケーニヒ通り)を10分ほど真っすぐ歩いて行くとシュロス広場に到着します。
私たちが訪れたのは土曜日の20時過ぎ。
世界最大のクリスマスマーケットというだけあり、人が大量に押し寄せ思うようには歩けません。
シュロス広場中央には大きなクリスマスツリーが立っているのが見えます。
クリスマスツリーに近づいてみました。
大きい~!!!
広場の中央にどーん!!と立っているので迫力があります。
シュロス広場の左手には新宮殿があり、そちらにも人だかりが。
宮殿前には特に屋台は出ていないのですが、みなさん休憩しつつ夜景を楽しんでいるようです。
シュロス広場を先に進むと、巨大クリスマスツリーの後方にタワーと子供用観覧車が見えてきます。
タワーに近づいてみると・・・
こんな感じです!
タワーの下も飲食屋台になっています。
ドイツのクリスマスマーケットに行くと大体こんな感じのタワーが立っているので、クリスマスマーケット巡りをする方はぜひ色々見比べてみてくださいね。
タワーの左手には大人も子供も楽しめるスケートリンクが設置されています。
スケートリンクもタワー同様、結構どこのクリスマスマーケットに行っても見かけます。
私たちはまだ一度もドイツでスケートはしていないのですが・・・
一度はやってみたい、、かな?
スケートリンク横のデザート系の屋台で苺チョコを購入。
クリスマスマーケットの苺チョコ、ジューシーで甘くて大好きなんですよね~
他にもホワイトチョコやビターチョコのコーティング、果物もバナナやリンゴなど色々あります。
大体どこのクリスマスマーケットにもあるのでぜひ食べてみてください!
人が多すぎて思うように歩けず、屋台ごとの写真がないのですが・・・
シュロス広場はクリスマスマーケットの定番の屋台が立ち並んでる、という印象でした。
THE★クリスマスマーケットという雰囲気を味わうならシュロス広場がベストです。
昼間のシュロス広場の様子
翌日の昼間にもクリスマスマーケットに行ったので、昼間の雰囲気も少し紹介したいと思います。
こちらはタワーと子供用観覧車です。
夜は暗くてあまり分からなかったのですが、こんな感じの色遣いだったんですね~
私たちが行ったのは日曜日の14時頃なのですが、シュトゥットガルトだからか?日曜日だからか?昼間なのに物凄い人です。
こちらはシュロス広場の左手にあるミニチュアサイズの街です。
電車が走っていたりと、子供たちは喜びそう!
と思っていたら・・・
人が乗った小型の電車が前を通り過ぎました。
人が乗れるものもあるんですね!!!
これは楽しそうです。
お子さんがいる方はぜひ寄ってみてください。
そして、シラー広場へ向かう途中の通りで楽器を演奏している人たちを見かけました。
クリスマスマーケットのこんな感じの道でやってる演奏、クリスマス気分になれるので結構好きです。
夜景を楽しむなら夜ですが、有名なクリスマスマーケットは人が多くあまり楽しめないことも・・・
時間がある場合はぜひ昼間の時間にもマーケットをまわってみてください!
シラー広場
シラー広場はシュロス広場の隣にあります。
こんな感じの看板が出ているので探してみてください!
シラー広場には様々な飲食屋台が集まっています。
シュロス広場にもクリスマスマーケット定番の飲食屋台はいくつかあるのですが、がっつりご飯が食べたい!という場合はシラー広場がおすすめです。
こちらはPOUTINE(プーティン)というカナダの代表的な料理です。
私たちはチリチーズプーティンを食べてみました。
チリの味がしっかり効いて美味しかったです!
ただ、かなりの量で2人でシェアしてもこれだけでお腹いっぱいになってしまったので、複数人でのシェアがおすすめです。
その他にも、細長いピザ?のようなものがあったり・・・
グヤーシュなどのスープ系屋台もあります。
他にもピザやハンバーガー、クレープなどのデザート系もあるので色々見てみてください。
マルクト広場
シラー広場横にあるシュトゥットガルト教会前の道がマルクト広場へ続く道になります。
道なりにも屋台が立ち並んでいるので、色々見てみてくださいね。
こんなに可愛いオーナメントの屋台もあります。
後ろを振り向いてみるとこんな感じ。
ここにも大きなタワーがありました!
少し分かり辛いかもしれませんが、写真の下の方を見ると人がたくさんいるのが分かります。
私たちが行ったのはちょうど11月末でアドベントが始まる直前だったので、アドベントのリースも売られていました。
11月中にクリスマスマーケットに行く場合はアドベント用の小物を買うのもいいですね。
そして、こんな感じに道を進んでいくと目の前がマルクト広場になります。
マルクト広場へ到着すると、どーん!!と市庁舎が。
市庁舎の窓がアドベントカレンダーになっているのがポイントです。
マルクト広場の横にはこんな大きなくるみ割り人形も!
レープクーヘンの屋台も発見。サンタの形になっていて可愛いです。
こんな感じに左右に屋台が並んでいる通りが5~6列ほどありました。
屋台の並びとしてはニュルンベルクのクリスマスマーケットと似ているかもしれません。
こんなに素敵なレースの屋台もありました。
マルクト広場は飲食系の屋台はほとんどなく、このような雑貨系の屋台が大半を占めています。
私はTHE★クリスマスマーケットというシュロス広場の雰囲気が好きなのでマルクト広場はさらっと歩いただけなのですが・・・
ヨーロッパらしい小物がたくさん並んでいて見て歩くだけでも楽しいので、ぜひ小物を色々見てみたい!という人はマルクト広場にじっくり時間をかけてみてください!
昼間のマルクト広場の様子
昼間にもマルクト広場に行ったので、昼間の様子も簡単にご紹介していきますね!
こちらがマルクト広場へ続く道の入口になっています。
シュロス広場のところでも少し触れましたが、日曜日の14時頃でもこれだけ混雑していました。
私が住んでるデュッセルドルフはさすがにここまでではなかったと思うのですが・・・
さすが、世界最大といわれるだけあります。
夜来たときには全然気づかなかった道があり、そこで見つけた屋台がとても可愛かったので記念にパシャリ。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケット、アイアープンシュ(卵酒みたいなもの)を探し求めてウロウロしてたら歌ってるトナカイを発見
可愛すぎて動画撮ってしまった#クリスマスマーケット #シュトゥットガルト pic.twitter.com/LIefRBoDgl
— やまえりドイツ駐妻ブロガー (@Yamaeri11) December 3, 2019
昼間は周りをよく見渡せて全体像が把握しやすく、このように素敵な屋台を見落とすリスクも少ないので昼間のクリスマスマーケットもいいですね(*‘∀‘)
クリスマスマーケットのグリューワインの屋台では、こんな感じにカップが積み上げられているのをよく見かけます。
特に整理されてなく色々なカップが混ざって並んでいることも多いので、気になるカップがあれば「このカップにいれて」をリクエストしてみてください。
私たち夫婦はあまりお酒が強くないため(お酒は好きですが!)、あまり量を飲むことができず・・・
そのため、グリューワインカップを物色して、お気に入りを見つけたらそのカップにいれて欲しいと毎回リクエストしてカップをGETしています。
こちらもカップを指定してアイアープンシュをいれてもらいました!
アイアープンシュはドイツの卵酒で、大体クリームが上に乗っていて甘くてとても飲みやすいお酒です。
ドイツのクリスマスマーケットはグリューワインが主流ですが、アイアープンシュもぜひ飲んでみてください。
結構混んでる場所もありましたが、やっぱり昼間だとこんな感じで空いているスペースもちょこちょこあります。
こちらはマルクト広場で購入したクレープです。
昼間は昼間で全体像を把握しやすく、自分のペースでのんびり屋台を見てまわれるので昼間のクリスマスマーケットもぜひ行ってみてください!
カールス広場
新宮殿の隣、シラー広場からシュトゥットガルト教会の前を通らず、ドロテーエン通りを少し歩くとカールス広場があります。
規模が小さいため私たちは行かなかったのですが、カールス広場では少し変わったフィンランド風のクリスマスマーケットが開催されています。
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また、アンティークマーケットも開催されているので興味がある方は立ち寄ってみてください。
クリスマスマーケット開催場所までの行き方(アクセス方法)
それでは、各クリスマスマーケット開催場所までのアクセスについて紹介します。
繰り返しになりますが、シュトゥットガルト中央駅からクリスマスマーケット巡りをスタートする場合、以下のルートで歩くのがおすすめです。
各スポットの位置関係は以下の地図を確認してください。
シュトゥットガルトに来たらベンツ博物館もぜひ!
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットに来た際、観光におすすめなのがメルセデス・ベンツ博物館です。
私は免許もなく、車も全然興味がないので夫に連れられて行ったという感じなのですが・・・
そんな私でも結構楽しめたので、車にそこまで興味がない人も楽しめると思います。
また、旅行コーナー(バス、家族リムジンなど)や救急コーナー(消防車、救急車など)など子供が楽しめそうなコーナーもあり、子連れ家族も何組か見かけました。
メルセデス・ベンツ博物館はシュトゥットガルト中央駅から電車で20分ほどなのでアクセスもよく、9:00から営業しています。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは10:00または11:00開始で朝の時間が空いちゃうな~という場合は特におすすめです。
私たちも9:00~10:30でメルセデス・ベンツ博物館を見学し、その後クリスマスマーケットに行きました。
基本情報
所在地:Mercedesstraße 100, 70372 Stuttgart
アクセス方法:S1の「Stuttgart Neckarpark」から徒歩10分
シュトゥットガルト中央駅からStuttgart NeckarparkまではS1で乗り換えなし8分
営業時間:火~日曜日 9:00 – 18:00(月曜日休館)
入場料:10€(子供5€)
公式サイト:Mercedes-Benz Museum • Stuttgart.
その他、ヨーロッパでは各国でクリスマスマーケットが開催されています。
この時期にヨーロッパに来る場合はぜひいくつかクリスマスマーケットをまわってみてくださいね!
2019年のヨーロッパで人気のクリスマスマーケットTOP10については別記事で紹介しています。
>>【ヨーロッパ】ベストクリスマスマーケットランキング2019を見てみる
クリスマスシーズン中は各旅行会社で様々なクリスマスマーケットツアーが開催されてます。
一度にたくさんのクリスマスマーケットをまわりたい!という場合は、ぜひツアーも利用してみてください。