夫婦2人で4泊5日のポルトガル旅行(リスボン、ポルト、コインブラ)に行ってきました。
ポルトガル旅行記1日目(リスボン)から読む場合はこちら⇒【旅行記】ジュロニモス修道院とリスボン市内観光|ポルトガル1日目
ポルトガル旅行3日目はコインブラです。
この3日目は、タイミングが悪かったり準備不足のこともあり、トラブル続きの1日でした。
が!結果、一番のお目当てのコインブラ大学内ジョアニナ図書館が見れて、ファドも楽しめて、ポルトガル料理も美味しかったので満足です。
【旅行記】コインブラ市内観光&ファド鑑賞
ポルトガル旅行3日目はコインブラです!
ホテルの朝食はこんな感じでした。
今日はまず朝一でレロ書店に行った後、コインブラへ移動します。
ホテルで朝食後、レロ書店に9:00到着を目指してチェックアウト。
レロ書店の近くにある広場横に建っているのはカルモ教会です。
外壁のアズレージョがとってもキレイです。
そして、レロ書店へ到着。
5月の平日の朝一、営業開始30分前にも関わらず、既に数十人入口に並んでいます。。
チケットカウンターはここから4つほど左手にある建物なので、まずはチケットカウンターへ。
まさかのチケットカウンターも既に数十人並んでました。
レロ書店を観光する場合は、先にオンラインチケット(日付指定のみ)を購入して、朝一で書店の入口に並ぶのがベストです!
そんなこんなで待っているとチケットカウンターがオープンし、無事チケットをGETしました。
そしてここから今度は書店の入口に並びます。
ここからが悪夢の始まりです!!!
チケット購入後、書店入口へ行くと50mほどの長蛇の列・・・
結局営業開始30分前に着いたのに、実際に書店に入れたのは10:00でした。
さらに!!
9:45頃からツアー客が続々・・・
え、こんな小さい書店にそんなに人入れていいの?というくらいどんどん人が入っていきます。
ちなみに、どれだけ長蛇の列ができていてもツアー客は優先入場していきます。
一応入場制限はしているようでしたが、特に人数を数えたりはしてませんでした。感覚でやってるのかな?
書店の中はこんな感じです。
まあ、たしかにキレイだけど・・・人が多すぎる!!
そして、中央にある螺旋階段はとても人気で、みんなこぞって記念写真を撮っていました。
中には、モデル気分なのか?階段の中央を陣取って一人写真撮影会をしている女性も。
私は人が写っていない写真を撮りたかったのですが、何度かタイミングはあったものの人がはけると上で待機しているその女性が間髪入れず真ん中でポーズを決めるので、一向に写真が撮れず・・・
周りにも同じく人が写っていない写真を撮りたい外国人観光客が数人いて、その女性が出てくるたびにみんなで頭を抱えました。。
あまりにもその女性が邪魔だったので、仕方なく写真は諦めて上に登ったのですが・・・
踊り場付近で2階の写真を撮っていたら、私が邪魔だったようで、その女性にまさかの足を蹴飛ばされました!
え・・・?
そんなことってある??
大のハリーポッターファンでもないのでそんなに感動もなく、むしろ不快な思いで終わったレロ書店。。
そんなこんなで不快な時間だったし、そんなに感動するほどの内容じゃないので、よほどのハリーポッターファン以外は別に行く必要ないんじゃないかと
その時間をドン・ルイス1世橋付近の散歩にあてたほうが全然いい pic.twitter.com/t886PaFJxz
— Yamaeriドイツ駐妻 (@Yamaeri11) May 31, 2019
ええ。ほんとに。ドン・ルイス1世橋付近を散歩した方がよっぽど有意義です。
ちなみに2階はこんな感じ。
こちらは2階から1回を見下ろした写真。
これは最後の最後、帰り際にタイミングよく撮れた1枚です。
時間も押していたので、ホテルに預けていた荷物を受け取って、コインブラへ。
ところが・・・
ここで更なる悲劇(?)が!!
ポルト→コインブラ間は鉄道で移動しようと思っていたのですが、駅でチケットを買おうとしたところ1等車しか空いてないとのこと。
もう1回言います。この日は5月の平日の午前中です。
ポルトガル舐めてました。。
1等車の値段を聞いたら、片道一人23€だよと。(2等車は17.2€)
ちなみに、このとき乗ろうとしたのはAPという特急で、1時間待つとIC(13.6€)に乗ることができます。
23€と13.6€を比較し、いやいや待つでしょ!!ってことでICのチケットを購入しました。
が!!
この決断を、後々後悔することになります。
予定が狂いそうになったときは、とりあえずプラスのお金を払ってでも予定通りすすめる努力をするべきだと勉強になりました。
ポルト⇔コインブラは鉄道だと大体1時間くらいです。
やっとの思いでコインブラへ到着。
ホテルに荷物を預けたあと、すぐ街の観光へ向かいます。
歩いていてまず見つけたのがコインブラの市庁舎。
ヨーロッパの都市の市庁舎って大体可愛いですよね~
市庁舎の隣にサンタ・クルス修道院があります。
こちらがサンタ・クルス修道院です。
奥は有料ですが、修道院自体の入場は無料なので入ってみることに。
内部はこんな感じで立派です。
コインブラ大学が今回のコインブラ旅行の1番の目的なので、ささっと見てすぐに移動しました。
こんなオシャレな道を歩いて行きます。
なんか、道自体はコインブラが1番オシャレかも?
(オシャレな道しか歩いてないだけかもしれないですが)
こちらが、コインブラ大学までの丘の入口になります。
コインブラ大学は丘の一番上に建っているため、丘を上っていかないといけないのですが・・・
この丘が結構な心臓破り!!
階段&坂道の連続でまだサンタ・クララ修道院しか見てないのに、既にギブアップ寸前です。
ひーひー言いながら進んでいくと、旧カテドラル(旧コインブラ大聖堂)を見つけました。
時間がないので、外観だけ写真に納めてどんどん進みます。
そしてこちらが新カテドラル(新コインブラ大聖堂)です。
こちらは入場無料なので入ってみたかったのですが、いったん外観の写真だけ撮ってコインブラ大学へ向かいます。
やっとコインブラ大学に到着しました!
そして案の定、長蛇の列・・・
今回の旅行で思ったのは、ポルトガルって日時指定の事前オンライン予約できる施設がかなり少ない(というかない)ということ。
観光地化がそこまで進んでないのでしょうか。。
炎天下の中待つこと1時間弱。
やっとチケット購入!というところで、ポルト⇔コインブラの移動時、金額を優先したことを後悔します。
なんと、コインブラ大学の目玉ともいえるジョアニナ図書館に入れるのは17:40とのこと。
それまでは別の施設を見学するようにと言われました。
実は、18:00からファドを予約していた私たち。
10分前には着かないと予約が取り消されてしまうので、なんとかならないかと交渉するも撃沈。
ファドは今回は諦めよう、ということで17:40まで待つことにしました。
いや~ほんとについてない日はとことんついてないですね。。
疲労&心労で疲れ切った私は、早く他の施設を回りたがる夫をよそに近くの売店でアイスを買って一休み。
これ美味しかったな~
すると、私がぱくぱくアイスを食べてる間に旦那がファドのお店に電話して事情を説明して、遅れてもOKとの許可をもらっていました。
グッジョブ!!
素晴らしいですね。
とりあえずファドが見れなくなる心配もなくなったので、ジョアニナ図書館までの時間、コインブラ大学を見学します。
こちらがコインブラ大学内の写真です。
建物の中心は広場のように開けています。
コインブラ大学は、有名なジョアニナ図書館の他にも礼拝堂や色々なテーマのお部屋など見どころがたくさんあります。
こちらはサン・ミゲル礼拝堂です。
大学内にこんな豪華な礼拝堂があるなんて!
そしてこちらは「試験の間」という名前の部屋です。
この建物が王宮として使われていた時代、この部屋は王様の寝室として使われていて、その後学部生が試験を受ける部屋になりました。
試験内容は口頭試験だったみたいですが、その時から壁には人物画が飾られていたのでしょうか・・・
なかなか落ち着いて試験に集中できなそうです。。
廊下は回廊のようになっていてとってもオシャレです。
こちらはコインブラ大学広場からの眺望。
散々上ってきただけあって、絶景です!
こんなに素敵な景色が大学の敷地内から見れるなんて、大学に通うのが楽しみになりますね~
そして、本日お目当てのジョアニナ図書館の入場時間になりました!
こちらは図書館の2階の様子です。
見学時間は、2階に10分、そして美女と野獣の書斎のモデルとなったと言われる3階に10分と決められています。
3階は写真撮影禁止だったので写真がないのですが、とても荘厳な雰囲気のある図書館でした。
コインブラ大学HPに掲載されている写真を載せておきます。
内部は息を飲むほどの美しさでした。
ただ、美女と野獣の書斎のモデルになったのか?ということについては、断言はできないんじゃないかな~
美女と野獣の書斎を連想させてくれますが!
オーストリアにも美女と野獣の書斎のモデルになったと言われている図書館があるので、そちらもぜひ見てみて比較したいところです。
そして、ジョアニナ図書館を堪能したあとは、ファドのお店へ向かいます。
今回、私たちは「Fado ao Centro」のファドを予約していきました。
こちらは食事などはなく、純粋にファドを楽しむ施設です。
男性が2人ほど入れ変わりで出てきて数曲歌い、最後に2人で合唱する流れでした。
ファドは「運命・宿命」という意味で、歌われる曲の内容も愛や未練、哀愁などを表現していることが多いそうです。
歌い手の方の表情がとても切なく、聞き入ってしまいました。
この、「Fado ao Centro」ではファドが終わった後、テラスでポートワインの試飲ができます。
ファドも聞けてポートワインの試飲もできて一人10€はお得ですね。
そして、ファドもポートワインも全く関係ないですが、ポートワインの試飲のおつまみとして出てきたクッキーがまさかの「たべっ子どうぶつ」のビスケットの味!!
懐かしすぎて日本が恋しくなりました。
ファドのあと、ディナーの時間まで30分ほど空いていたため、サンタ・クララ橋を散歩することに。
ポルトで絶景を見てしまっているので、そこまで感激!!というわけではありませんでしたが、心が穏やかになる風景でした。
ポルトガルの旗と一緒にパシャリ。
やっぱり私は、建築物を見てまわるよりこんな景色を見ながらのんびりする方が好きかもしれません。
本日のディナーは「Dux Taberna Urbana」というレストランです!
赤を基調としたとてもスタイリッシュな内装です。
ここでは、タラのフライ、マグロのステーキ、エビのリゾットをオーダーしてみました。
写真はマグロのステーキです。
肉厚でお肉を食べているような満足感!
ポルトガル料理はほんとに美味しいです。
ドイツではまったく魚料理を食べてなかったので、至福の4日間でした。。
タラのフライもエビのリゾットもとっても美味しかったです!
リゾットはポルトで食べたものより少し硬めでしたが、きっとここで食べたような少し硬めのものが本場のリゾットなんでしょうね~
お腹が満たされたところで早くホテルに戻って就寝!といきたかったのですが、ポルト→コインブラの移動の反省点を踏まえて、今日中に移動手段のチケットを買ってしまうことに。
コインブラからリスボンへは、「Rede Expressos」という長距離バスを利用しました。
青い看板をくぐって中に入ってすぐ左手に、下の写真のような赤い看板のカウンターがあり、ここでバスのチケットを購入できます。
明日は朝一でコインブラ→リスボンへ移動します!
ポルトガル旅行記4日目(リスボン)はこちら⇒【旅行記】リスボン散策&プリンシペ・レアル公園|ポルトガル4日目最終日
▼今回の旅のお供▼
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