夫婦2人で4泊5日のポルトガル旅行(リスボン、ポルト、コインブラ)に行ってきました。
ポルトガル旅行記1日目(リスボン)はこちら⇒【旅行記】ジュロニモス修道院とリスボン市内観光|ポルトガル1日目
ポルトガル旅行2日目はポルトです。
ポルトは今回の旅行の中で一番心に残る都市でした。
観光スポットの建物も豪華なものが多く、ワイナリーでポートワインの試飲をしたり、ドウロ川×ドン・ルイス1世橋の景観を楽しんだりとみどころ満載になっています!
【旅行記】ポルト市内観光、ワイナリー見学
ポルトガル旅行2日目はポルトです!
この日は8:00にリスボンを出発して11:00にポルトへ到着。
移動はCPというポルトガルの鉄道会社を利用し、チケットは事前にオンライン購入していました。
ポルトの「Campanha」という駅に到着し、ここから私たちのホテルまでは電車で15分ほどです。
今回も観光スポットを巡る予定だったので、「Campanha」でポルトカードを購入しました。
(ボルサ宮に行けなかったので結果、もとはとれませんでしたが・・・)
電車で15分ほど揺られ、ホテルへ到着。
ポルトでは、もうお部屋の準備ができているということで、すぐチェックインできました。
こちらはお部屋のテラスからの眺望です。
夜は疲れ果てて早く寝てしまったのですが、ここのテラスでお酒飲んだりしたかった~
ホテルに荷物を置いたら、いい時間だったので観光の前にランチにします。
本日のランチは「Zenith Brunch & Cocktails」!
もうね、このお店大好きです。
テラス席も暑すぎず快適だし、店内は可愛いし、料理も可愛いし・・・
なんといってもパンケーキが美味しすぎました!!
こちらが私がオーダーしたパンケーキ。
これで7.5€なんて信じられない~
さらに!
パンケーキ大好きな私はヨーロッパに来てからも色々な国でパンケーキを試しているのですが。。
大体が、硬くて全然美味しくなかったり、ぺらっぺらでクレープのようだったり・・・
ドイツで生活を始めて、初めてふわふわもちもちのパンケーキに出会いました。
もちろん日本のパンケーキは最強ですが!
多分ヨーロッパ最強のパンケーキはポルトガルなんじゃないかと。
ふわふわもちもちだし、味も美味しいしで、次回のポルトガル旅行、もしポルトも来ることになったらぜひまた来たいお店です。
隣の真っ赤な飲み物は、本日のジュースでベリー系のジュースです。
こちらもとても美味しかったので、ポルトのランチに迷ったらぜひ行ってみてください!
大満足のランチのあとは、まずクレリゴス教会へ向かいます。
「Zenith Brunch & Cocktails」からクレリゴス教会は徒歩7分ほどです。
こちらがクレリゴス教会。
イタリア人建築家であるニッコロ・ナッソーニより建てられたバロック様式の教会です。
実はこの教会、2014年に改修されているそうです。
中に入ると、いくつかのテーマの部屋が続いています。
こちらは2階部分の回廊から祭壇を見下ろしている写真です。
ピンクが基調となっていて、全体的に暖かい雰囲気があります。
祭壇の裏側が見れる部屋もありました。
そして、最後にお目当てのクレリゴスの塔に上ります。
76mもの高さがあり、階段数はなんと255段!
クレリゴス教会までもかなりの坂道を上ってくるので、クレリゴスの塔からはポルトの街を一望できます。
塔の階段は細い螺旋階段でひーひ言いながら上りましたが、この景色は上る価値があります!
ポルトの街全景が眺められるのはここくらいじゃないですかね~
絶景を堪能したところで、次はきっと世界一美しいであろう鉄道駅「サン・ベント駅」に向かいます。
クレリゴス教会からサン・ベント駅は徒歩5分ほどです。
サン・ベント駅に向かう途中、コングレガドス教会をとおりました。
アズレージョが外壁に施されているのは珍しいですね。
私たちは外観のみでしたが、無料で入場できるようなので時間がある方は入場してみてください。
コングレガドス教会からすぐのところにサン・ベント駅があります。
駅の中に入ると、壁には2万枚の美しいアズレージョが!
美しすぎて、なんでここが駅なの?という感じですが・・・
実はこのサン・ベント駅、20世紀はじめに修道院跡地に建てられた駅だそうです。
だからこんなに豪華なんですね~
ぐるっと1周動画も撮ってるのでよかったら見てみてください。
ポルトのサン・ベント駅は
「ここってほんとに駅?」
というくらい素敵なアズレージョが壁一面に施されています
その数なんと2万枚!!
ぐるっと1周動画を撮ってみました
(✳︎音量注意) pic.twitter.com/U2bLTkwEWi
— Yamaeriドイツ駐妻 (@Yamaeri11) June 3, 2019
サン・ベント駅のあとは、ドン・ルイス1世橋を渡ってポルトワインのワイナリーを目指します。
サン・ベント駅からドン・ルイス1世橋までは徒歩10分程度です。
こちらがドン・ルイス1世橋からの眺めです。
巨大なアーチを描くドウロ川の両脇にはポルトの街が連なり、まさに絶景!
左手はこんな感じの景色になっています。
絶景に興奮して必死に写真を撮りながら進んでいき・・・
端を渡りきったところで振り返ると、更なる絶景が広がっていました。
この、ドウロ川の景色は今回のポルトガル旅行で1番感動的でした!
ドウロ川とポルトの街を一望する動画はこちら▼
今回のポルトガル旅行で1番感動したのはポルトのドン・ルイス1世橋です
昼・夕方と2回行きました
朝と夜も行きたかったけど、日が長くてかなり早朝&夜遅い時間のため断念。。来年またポルトガル行くのでそのときリベンジします
動画は昼間に撮ったものです
(音量注意) pic.twitter.com/ltU23ZE4j9— Yamaeriドイツ駐妻 (@Yamaeri11) June 4, 2019
ドウロ川の対岸にはたくさんのワイナリーが軒を連ねています。
私たちは河岸からは少し離れた場所にある「テイラーズ」というワイナリーに向かいました。
ドウロ川からテイラーズまでは、まさかの徒歩20分!!
なんとかなるでしょ!と思って徒歩で向かったはいいものの、いつまでも続く坂道に1歩進むごとに後悔が増していきました・・・
ほんとに、なんでテイラーズを選んだんでしょう。。。
ロープウェイもあったので体力的に厳しそうだな、という場合はロープウェイを利用しましょう。
死にそうになりながらテイラーズに到着。
一人15€でワイナリー見学+ポートワインの試飲(2種)がついてくるツアーです。
私たちはポルトカードを持っていたので10%OFFになりました。
ツアーといっても音声ガイドを借りて個人のペースで進めるようになっています。
音声ガイドは日本語もありました。
ワイナリーにはこのようにいくつものワイン樽が積み上げられています。
一つ一つに収穫年・熟成年数・品質の記載があります。
この他、ポートワインの歴史やポートワインの作り方などの展示室もありました。
そして最後にポートワイン(2種)の試飲です!
こちらの2つを試飲しました。
右が10年以上寝かせたプレミアムなポートワインといわれる「Vintages(ヴィンテージ)」、左が比較的安価で甘口の「White(ホワイト)」という種類です。
どちらも「ほんとにワイン?」というくらい濃厚な甘味がありました!
また、2種類は無料ですが、他にも有料で飲めるワインがたくさんありました。
試飲場所はカフェになっていて食事をすることも可能です。
テラス席もあり、テラス席からはポルトの街並みを一望できるのでぜひランチなどにも利用してみてください。
ポートワインを試飲していい気分になったところで、再び旧市街へ戻ります。
行きがかなり辛かったので帰りはロープウェイにするか迷ったのですが、下りなら大丈夫だろうと帰りも徒歩です。
帰りは下り坂なので行きの1/5くらいの疲労感で戻れました。
行きはドン・ルイス1世橋の上を渡ってきたので、帰りは下を渡ってみます。
下からの景色も素敵ですね~
旧市街へ向かうには橋を渡り終わったら上まで上らなければいけません。
ドン・ルイス1世橋を渡りきったところにケーブルカーがあったのでケーブルカーを利用しました!
窓で反射しちゃってますが、ケーブルカーからの眺めはこんな感じです。
旧市街へ着いたら次はカテドラル(ポルト大聖堂)に向かいます。
カテドラル(ポルト大聖堂)はケーブルカーを降りたところから徒歩5分ほどでした。
こちらがカテドラル(ポルト大聖堂)です。
立派な外観ですね~
豪華絢爛な祭壇が素晴らしかったです。
これまでいくつもの大聖堂・教会を見てきましたが、個人的な好みでは上位に入ってきます。
これは見る価値ありました!
入場料もポルトカードの利用で3€→2€に割引になり、かなりお得です。
また、ポルト大聖堂はアズレージョの美しい回廊や礼拝堂など見どころが沢山あります。
カテドラル(ポルト大聖堂)は、ポルト観光では絶対に飛ばさないでほしい見学スポットの一つです。
スポット見学はあと2つ(ボルサ宮とサン・フランシスコ教会)予定していたのですが、時間がおしてきていたのでボルサ宮は諦め、サン・フランシスコ教会へ向かいます。
といってもボルサ宮とサン・フランシスコ教会は隣にあるのですが。
これら2つの建物はエンリケ航海王子広場に面しています。
広場の真ん中に佇んでいるのがエンリケ航海王子の像です。
この広場の周りには、エンリケ航海王子の生家といわれる「カーザ・ド・インファンテ」という博物館もあります。
ポルトカード利用で入場料が無料になるとのことなので、時間がある場合はそちらも見学してみてください。
そして、こちらがボルサ宮です。
ここに入っていたらポルトカードのもとがとれたのですが・・・残念!
サン・フランシスコ教会内部は写真撮影禁止のため、外観の写真のみです。
内部は天井・壁すべてが金で塗られていて、これ以上に輝かしい教会はないんじゃないかと思えるほどでした。
以下にWikipedia掲載写真を載せておきます。
写真撮影禁止なのが残念ですが、ぜひ見学してみてください。
また、サン・フランシスコ教会は貴族の間が併設されていて、さらに地下室も見学が可能になっています。
ここで問題が!!
そう、地下室はお墓?納骨室?になっているんです。
骸骨を模した置物が置かれ、壁・床一面が納骨室になっています。
それぞれボックスのように分かれていて、扉には番号が。
きっと、埋められている人々に番号を振っているんでしょうが・・・
なんともいえない気持ち悪さ!!
しかも想像よりはるかに広く、そのスペース全てがお墓なんです。。
奥まで進むと、床が1ヵ所ガラス板になっていて、下を除くと人の骨が・・・
よくこんなもの作ったよね?頭おかしいよね?くらいの感じです。
ちょっと理解できない。。。
納骨室で写真を撮ってる人もいたので、納骨室は写真OKだったかもしれないですが、写真を撮る気にもならず・・・
気持ち悪いので早々に退散しました。
気持ち悪さを浄化するためリベイラ広場へ。
サン・フランシスコ教会からリベイラ広場までは徒歩5分ほどです。
ドウロ川沿いの広場、リベイラ広場にやってきました。
やっぱりドウロ河岸は最高です!
不快感もすべて浄化してくれます。
本日のディナーはこのリベイラ広場に面したレストランだったので、時間まで河岸でのんびり景色を楽しみました。
そして、待ちに待ったディナー。
本日のディナーは「Ribeira Square」というレストランです!
予約時に窓際席をリクエストしたのですが、ちゃんと窓際を用意しておいてくれました。
目の前は向かい側の建物ですが、少し顔を出すとリベイラ広場が見えます。
ここではタコのグリルとムール貝のリゾット、食後にクレームブリュレをオーダーしました。
すると!
もう絶品すぎて!!!
タコのグリルもリゾットもどちらも本当に美味しかったです。
特にタコのグリルは、ガーリック風味で身の部分が柔らかくもちもち。
日本でタコの料理ってあんまり食べる機会ないですが、人生で一番美味しいタコと言っても過言ではないくらい美味しかったです!
リゾットも魚介の旨味がぎゅっとしみ込んでいて本当に美味しいので、ポルトのディナーに迷ったらぜひ「Ribeira Square」を考えてみてください。
なんかランチのときも同じようなこと言った気がしますが・・・!
そして、ディナーが終わるとちょうど日の入りくらいの時間だったので、目の前のリベイラ広場で夕日鑑賞です。
リベイラ広場から眺める夕焼けに染まったポルトの街並みは別格でした。
ポルトの夕日動画も載せます
ドウロ川河岸のリベイラ広場からの景色ですこのとき既に21時手前だったので、夜景は泣く泣く諦めました
それにしても広場で演奏してる人もいてそれがまた風情があってほんとにポルト好き(動画の最後の方に少し音楽入ってます)
*音量注意 pic.twitter.com/pVXA6jdKBV
— Yamaeriドイツ駐妻 (@Yamaeri11) June 4, 2019
いつまでも見ていられそう。
ただ、この日は既に21時近く。
1日中歩き回って疲れも溜まっていたため、泣く泣く夕日は諦めました。
来年ポルトにも寄れそうだったら、夜景にリベンジしたいと思います!
ドウロ川沿いの夜景は諦めましたが、ホテルへの帰路途中、既に暗くなり始め街中の夜景は見ることができました!
サン・ベント駅やコングレガドス教会などなど。
また、途中でお洒落なMcDonaldoも見つけました。
McDnaldoすらこんなにオシャレなんて、さすがポルトです。
明日は朝一で「世界で一番美しい書店」といわれているレロ書店へ行き、コインブラへ移動します!
ポルトガル旅行記3日目(コインブラ)はこちら⇒【旅行記】コインブラ市内観光&ファド鑑賞|ポルトガル3日目
▼今回の旅のお供▼
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