映画「ローマの休日」の撮影スポットにもなったことで有名なローマのスペイン広場。
一年をとおして、ローマの休日ファンをはじめ、多くの観光客で賑わっています。
ローマ観光の定番スポットとして日程に組み込む人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなローマの定番観光スポットである「スペイン広場」の見どころを紹介していきます。
もくじ
スペイン広場について
スペイン広場は「ローマの休日」の撮影場所として有名で、常に観光客で賑わっている広場です。
「スペイン広場」という名前は、かつてこの広場にスペイン大使館があったことから名付けられたといわれています。
広場周辺はブランド店の並ぶコンドッティ通りやデパートのあるコルソ通りが交差し、買い物にも便利なエリアです。
アクセス
Piazza di Spagna, 00187 Roma RM
地下鉄A線「Spagna駅」徒歩1分
ポポロ広場から徒歩10分
トレヴィの泉から徒歩10分
ローマの休日で有名なスペイン階段
スペイン広場の正面にある大階段が「ローマの休日」で舞台となったスペイン階段です。
スペイン階段を上った先には「トリニタ・デイ・モンティ教会」があり、スペイン階段も本来はこの教会と同じ「トリニタ・デイ・モンティ階段」が正式名称になっています。
映画「ローマの休日」ではオードリー・ヘプバーン扮する王女がスペイン階段でジェラートを食べるシーンがありますが、現在、階段での飲食や階段に腰掛けること自体が禁止されているので注意が必要です。
写真撮影は可能ですが、写真撮影のためにちょっと階段に腰掛けるなどの行為は、最悪罰金の対象になるので観光時は注意が必要です。
2019年8月に、「スペイン階段」に座ったり寝そべったりする行為を禁止する条例が施行されました。階段に座った場合、罰金250ユーロ~、階段を汚したり破損した場合は400ユーロの罰金が課されます。
スペイン階段を観光する際は十分注意して観光するようにしてください。
詳しくは【CNN.co.jp : 観光名所「スペイン階段」、座ったら多額の罰金 ローマ】をご確認ください。
階段前にある「バルカッチャの噴水」
スペイン階段の前には船の形をした「バルカッチャの噴水」があります。
この噴水はベルニーニの父により造られたもので、テヴェレ川が決壊した際に小舟がこの広場まで流れてきたことに由来して、船の形をしているといわれています。(船の形の由来についてのエピソードは色々あります)
この噴水から流れる水は飲むことができると知られていて、地元の人だけでなく観光客の間でも有名です。
私たちが訪れたときも、人々がバルカッチャ噴水の水を飲むため列を成していました。
各々、水筒やペットボトルを水で満たしたり、手ですくって飲んだり、直接口を近づけている強者も・・・!
私の夫も周りに混ざって水を飲んでいました。
私は衛生的に怖かったので遠慮しておきましたが。。
気にしない!という人は、ぜひ記念に飲んでみてください。
噴水に手足を突っ込んだり噴水の淵に座ることは禁止されています。
子供たちがふざけて何度も警官に注意されていたので、マナーは守って観光するようにしましょう!
スペイン階段上の2段階展望テラス
スペイン階段を上ると、最上部に広場があり展望テラスになっています。
この展望台も教会と同じ「トリニタ・デイ・モンティ広場」という名前だそうです。
上から見るとどれだけ混雑しているかがよくわかりますね。
また、展望テラスは2段階になっていて、上のテラスからは更に広範囲のローマの街並みを見渡すことができます。
スペイン広場の観光の際は、ぜひこのテラスにも上ってみてください!
スペイン広場周辺の観光スポット
スペイン広場周辺には、徒歩で行ける観光スポットがたくさんあります。
- ポポロ広場
- サンタ・マリア・デル・ポポロ教会
- ピンチョの丘
- トレヴィの泉
- バルベリーニ広場
- バルベリーニ宮
時間に余裕がある場合はぜひセットで観光してみてください。
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