初掲載日:2019年1月4日
ドイツのデュッセルドルフはヨーロッパ屈指の日本人街があるといわれていて、中心部には日本食レストランが連なり参拝できるお寺まであります。
そんなデュッセルドルフでは、年越しも日本式で行うことができるんです!
年越しの瞬間は街中で花火が打ちあがるので日本式とはかけ離れていますが。。
そこで、今回はデュッセルドルフの年越しの様子を紹介したいと思います!
もくじ
まずは定番!年越しそば
まずは日本人なら年越しに欠かせない年越しそばです!
実は、デュッセルドルフには日本人の経営するお蕎麦屋さんがあるため、年越しそばを食べることができます。
デュッセルドルフの蕎麦屋さん「そば庵」
デュッセルドルフのお蕎麦屋さんといえば「そば庵」です。
「そば庵」では、挽きたて、打ちたてのお蕎麦を食べることができます。
こんな風に席から見えるところでお蕎麦を打ってくれています!
【そば庵】お店の基本情報
基本情報
営業時間:
月-金 12.00 – 14.00 / 18.00 – 22.00
土曜日 12.00 – 14.30 / 18.00 – 22.00
※日曜休業、年末年始は特別時間で営業のため要HP確認
住所・アクセス:
Klosterstr. 68 40211 Dusseldorf
*デュッセルドルフ中央駅より徒歩10分
*Oststrasse(最寄り駅)より徒歩5分
*ホテルニッコーより徒歩3分
公式サイト:
電話:
0211 / 36 777 575
おすすめメニュー
通常のメニューはこちらから確認できますが、大晦日は「大晦日特別メニュー」が用意されています。
(少し光ってしまって見難くてすみません。)
周りのお客さんを観察すると、天ざるが人気な様子。
ということで、私も天ざる(€15.80)と抹茶入り玄米茶(€4.00)をオーダーしてみました。
打ちたてということもあり、とっても美味しかったです。
天ぷらも海老が2本ものってて大満足!!
デュッセルドルフで年末年始を迎える方は是非そば庵の年越しそばを食べてみてください!
予約時の注意点
そば庵で年越しそばを食べたい場合は、事前予約がマストになります。
私は12月の2週目に予約をしましたが、その時既に18時半の枠が満席で20時からしか予約できませんでした。
当日も何組か予約をしないで来たお客さんが満席ということで断られていたので、必ず事前に予約してから行くようにしましょう!
普段(平日)はお昼の時間帯でも予約なしで入れます。
自宅で年越しそば
デュッセルドルフには日本食が買えるスーパーも数店舗あるため、自宅で年越しそばをすることも可能です。
また、先に紹介した「そば庵」では持ち帰り用のお蕎麦も提供されているため、大晦日は家でゆっくりしたい!という場合や予約がとれなかった場合は持ち帰るのもおすすめです。
恵光寺で除夜会&除夜の鐘
デュッセルドルフにはドイツ唯一のお寺である「恵光寺(Eko-Haus)」があります。
お寺の前には立派な庭園が広がり、まるで日本にいるような気持ちになります。
この恵光寺では、除夜の鐘がうてる!とのことでしたので、早速除夜の鐘を求めて行ってきました。
除夜会に参加しよう
恵光寺では、大晦日に「除夜会」が開かれます。
「除夜会」は毎年21時半から開かれる法要のことで、参加者は法要の後、順番に除夜の鐘をうつことができます。
※「除夜会」に参加しなくても除夜の鐘はうてます。
21時半開始ということで、私は21時10分頃恵光寺に着きました。
門をくぐり、右手の道をまっすぐ進みます。
すると、既に長蛇の列!
そして何やら係の人がドイツ語を叫んでおり・・・
よく理解できなかったのですが、多分「あと15人だよ」とかそんな感じです。
そして、15、14、13・・・と人が入っていき。。
12、11人目で奇跡的に除夜会に参加することができました!!
ただ、椅子の数が不足していて最後の20人くらいは床に座るor立ちだったので、椅子にちゃんと座って除夜会に参加したい場合は21時前には恵光寺に着いていた方が確実かもしれません。(除夜会は1時間あります)
こちらが除夜会の「次第」です。
裏表でドイツ語表記、日本語表記とあり、聖典もドイツ語と日本語のものがありました。さすが!
ドイツで!初めての除夜の鐘
そして除夜会を終え、いよいよ除夜の鐘です。
まさか、除夜の鐘の初体験をドイツでするなんて!!
1組ごとに1回ずつ除夜の鐘をうっていくのですが、うち終わると番号の書いた紙をもらえます。
私たちは25番でした。
除夜会に参加したグループが全員うちおわったら、除夜会に参加していない人も除夜の鐘をうつことができます。
結構並んでたので、除夜の鐘だけうちたい!という場合は22時半の少し前に恵光寺に着くようにしましょう。
ドイツの風物詩*花火で年越し
年越し蕎麦→恵光寺の除夜会→除夜の鐘→年越し花火とデュッセルドルフの年越しを満喫した2018年でした
四方八方飛び回る花火、鳴り響くサイレンの中でシャンパン片手に記念撮影するドイツ人は尊敬に値します!
日本人丸出しの私は始終びびってた#ドイツ年越し #デュッセルドルフ pic.twitter.com/g1TFD9M38a
— Yamaeri (@Yamaeri11) 2018年12月31日
ドイツで年越しを体験する前、ドイツの花火(地獄)はすごい!とは聞いていたのですが、実際は想像を遥かに超えてました。。
ベストスポットはライン川周辺
”デュッセルドルフで1番年越し花火の威力を感じられる場所”
といえば、ライン川以外にありません!
恵光寺で除夜の鐘をうった後、年越し花火を見るためライン川に向かったのですが・・・
ライン川が近づくにつれ、見えてくる花火、そして聞こえてくる花火の音、視界を覆う煙。。
カウントダウンも始まっていない時から、既に修羅場でした。
もう1回言います、修羅場です。
修羅場以外のなにものでもありません。
それでも、年越しの瞬間まではまだ空や周りの景色はキレイでした。
それが、年が明けた瞬間・・・(というか、特にカウントダウンがなかったのでいつの間にか明けてました)
花火が四方八方に飛び散り、なんなら花火が私の頭上目掛けて飛んできます・・・!
視界は更に煙で真っ白。鳴りやまない花火。途切れない救急車?のサイレン音。
ほんとに、真後ろで花火が”シュー!!!!”って鳴って打ちあがっていくの、怖いんです。寿命が縮まります。
一言でいえば、カオス。
そしてそのカオスの中、シャンパングラス片手にポーズを決めて記念撮影するドイツ人。
なんなら濃厚なキスを見せてくれたり。。
うーん、、何年ここに住んでもこれだけは慣れないかもしれません。
この景色の変わりよう、信じられます?
この景色が。。
こうなります。
でも、ドイツで年越ししてる感はものすごく感じました!
きっと、来年の年越しもデュッセルドルフにいたらまたライン川の花火を見に行くと思います。
街全体が花火会場に
デュッセルドルフで1番花火が激しいのはライン川ですが、ライン川以外にも街全体が花火大会の会場と化していました。
身の危険を感じて24時15分頃には帰路についたのですが、その途中で見つけたのがこの家族!!
ちょっと見難いですが、アパートの4階の住人が自宅のテラスで花火をしてました。
他にも、普通に住宅街の真ん中で激しい花火が上がっていたため、家に着くまでひやひやしっぱなしでした。。
デュッセルドルフの住宅街は路駐が多いのですが、車の後ろから突如花火が自分の方で向かってくる、なんてことも十分あり得ます。
大晦日の夕方以降に出歩く場合は十分注意しながら歩くようにしてください。