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ミコノス島とサントリーニ島を徹底比較!どちらに行くべき?

サントリーニ島とミコノス島を徹底比較



 

ギリシャ観光といえば首都のアテネで遺跡巡りというのが一般的です。

しかし、アテネ以外にもぜひ足を伸ばしてほしいのがキクラデス諸島の美しい島々です。

中でも特に有名なのが「ミコノス島」「サントリーニ島」の2つでどちらの島に行けばいいのか迷ってる!という人も多いのではないでしょうか。

 

ミコノス島もサントリーニ島もそれぞれたくさんの魅力があり、個人的には時間が許すならどちらも行ってほしいのが本音です。

しかし、他にも回りたいところがたくさんあったり、なかなか長期で休みがとれなくて島に充てられる時間が少ないという場合もあると思います。

そこで、どちらに行けばいいのかミコノス島とサントリーニ島について徹底的に比較してみました!

 

以下の5つのポイントについて詳しく紹介していきます。

  • それぞれの島の大きさ、概要
  • 各島へのアクセス方法
  • 各島内の移動方法
  • それぞれの島の雰囲気
  • それぞれの島がおすすめな人

 

ミコノス島の特徴

 

まずはミコノス島について以下のポイントを紹介したいと思います。

  • 島の大きさ
  • ミコノス島までのアクセス方法
  • 島内の移動方法
  • 島の雰囲気
  • ミコノス島がおすすめな人

 

島の大きさなど

 

ミコノス島はエーゲ海のキクラデス諸島に属するギリシャ領の島で、人口は約6,000人超。サントリーニ島と並びギリシャの島の中で特に人気の高いリゾート地です。

ミコノス島の中心地はミコノス島のシンボルであるカトミリの風車のあるミコノスタウンです。

以下は私たちがミコノス島で泊まった「ヴィラ マルガリータ ミコノス」でもらった地図なのですが、島の西側の赤く塗られている部分がミコノスタウンになっています。

 

ミコノスのビーチマップ

 

主な観光スポットは基本的にミコノスタウンに集まっており、あとは島全体にビーチが点在しています。

ミコノスタウン自体はこぢんまりとした街で半日もあればひととおり回れてしまうので、それ以外はのんびりミコノスタウン内を散策したりビーチを巡ったりホテルでゆっくりするような過ごし方が一般的です。

 

関連記事 【ミコノスタウン】主要観光スポットのまわりかた

 

ミコノス島までのアクセス方法

 

ミコノス島に行くには飛行機とフェリーの2通りの方法があります。

飛行機の場合、アテネ空港から大体40分ほどで料金は片道40€~

フェリーの場合はアテネのピレウス港から毎日3便ほど出ていて料金は片道20€~所要時間は4時間30分程度となっています。

また、夏のシーズン中はピレウス港とミコノス島の間を2時間30分で結ぶ高速船が運航されていて、料金は片道63€~です。

ただし、フェリーの場合は天候により欠航になったり到着時間がずれこんだりするので注意するようにしてください。

 

※赤ピンはそれぞれアテネ国際空港/ピレウス港/オールドポート/ニューポート/リトルヴェニス(ミコノスタウン)/ミコノス島国際空港です。

 

島内の移動方法

 

ミコノス島国際空港から市内への移動は、基本的にはローカルのバスになります。

ただし夏のシーズン中に1~3時間に1本しか走っていないため、タクシーまたはホテルの送迎を頼んでおいた方がスムーズに移動できます。

 

フェリーの場合はオールドポートとニューポートどちらに到着するのかはその時のフェリーにより異なります。

フェリーで移動する場合はどちらの港に到着するのかチケット購入時に確認するようにしましょう。

ニューポートに到着した場合はオールドポートまでローカルのバスが走っています。(徒歩の場合は30分ほど)

オールドポートからミコノスタウンへは徒歩5分~10分ほどです。

ミコノスタウンから少し離れたホテルを予約している場合はホテル送迎を頼むのが便利だと思います。

 

また、島内は電車は走っていないため、徒歩/ローカルバス/タクシー/レンタルバイクが主な移動手段です。

ただし、ローカルバスは本数が少なく、走っているところも限定されています。タクシーもすぐにつかまるものではなく、時間に自由があまりきかないのでレンタルバイクがおすすめです。

私たちがミコノス島へ行った時は1日ATVをレンタルして島のビーチを5つほどまわりました。

こちらがレンタルしたATVです。可愛い!

 

ミコノスでレンタルしたATV

 

ちなみに、ATV等のレンタルには国際免許証が必要なので忘れずに持ってくるようにしましょう。

 

島の雰囲気

 

ミコノスタウンは真っ白な建物が立ち並び、迷路のような小道が続いています。

 

 

ミコノスタウンの景色

 

青いペンキの建物が多く、真っ白な建物 × 鮮やかな青のペンキ × 透き通った青空のコントラストがとってもキレイです!

 

 

ミコノスタウンは洗練されたスタイリッシュな美しさというよりは、とにかく”可愛い”が溢れている街です。

どこを見ても可愛らしい建物や景色でシャッターを押す手が止まりません。

 

ミコノスタウンから少し外れると、真っ青な海が広がりこんな感じの景色も見ることができます。

(以下は私たちが宿泊した「ヴィラ マルゲリータ ミコノス」の部屋からの眺望です。)

 

ホテル「Villa margarita」からの眺望

 

奥に見えるのはミコノス島のシンボルのカトミリの風車で、近くから風車を見るとこんな感じです↓

 

カトミリの風車

 

カトミリの風車の前には大きな階段があり、階段を降りたところからはリトルヴェニスが見えます。

リトルヴェニスと呼ばれるエリアはミコノスタウンの一部で、リトルヴェニスにはお洒落なバーやカフェが立ち並び、夜も賑やかな雰囲気なのでぜひ足を運んでみてください。

 

リトルヴェニスの景色

 

上記写真の右側の突き出しているところがリトルヴェニスです。

また、ミコノス島にはたくさんのビーチがあるのですが・・・

ミコノス島のビーチはとにかくキレイです。

 

 

サーファー向けのビーチから静かなゆったりと過ごせるビーチ、賑やかなビーチなどビーチの雰囲気もそれぞれ異なり、ビーチを色々堪能したい!!となると1週間あっても足りないくらいです。

ミコノス島に何泊かする場合はぜひATV等をレンタルしてビーチ巡りをしてみてください。

 

ミコノス島はこんな人におすすめ

 

これまで簡単にミコノス島について紹介してきました。

ミコノス島の特徴をまとめるとこんな感じです。

 

 

【ミコノス島の特徴】

  • 主要観光スポットはミコノスタウンに集約されている
  • 島内の移動方法のおすすめはレンタルバイク等
  • ミコノスタウン観光は半日あれば十分
  • 街は可愛い雰囲気
  • キレイなビーチが多い

 

 

ミコノス島はこんな人におすすめだよ。

  • 可愛い雰囲気が好きな人
  • 色々なビーチでのんびりしたい人

 

サントリーニ島の特徴

 

次にサントリーニ島について以下のポイントを紹介していきます。

  • 島の大きさ
  • サントリーニ島までのアクセス方法
  • 島内の移動方法
  • 島の雰囲気
  • サントリーニ島がおすすめな人

 

島の大きさ

 

サントリーニ島はエーゲ海のキクラデス諸島に属するギリシャ領の島で、「ティラ島」とも呼ばれています。ミコノス島と並びギリシャの島の中で特に人気の高いリゾート地です。

サントリーニ島には「イア(Oia)」と「フィラ(Fira)」の2つの主要都市があります。

以下は私たちがサントリーニ島でATVをレンタルした際にもらった地図なのですが、島の北西部が「イア(Oia)」中央部が「フィラ(Fira)」になります。

 

サントリーニ島のビーチマップ

 

「世界一美しい夕日」といわれる夕日が見えるのはイアで、イアはブルードームと断崖に立ち並ぶ真っ白な建物のコントラストがとても美しい街です。

フィラはイアよりも大きくサントリーニ島で一番栄えていて、レストランやカフェ、ショップが立ち並ぶ賑やかな街です。

 

関連記事 【サントリーニ島】イアの古城から望む美しすぎる夕日

 

サントリーニ島までのアクセス方法

 

サントリーニ島に行くには飛行機とフェリーの2通りの方法があります。

飛行機の場合、アテネ空港から大体45分ほどで料金は片道48€~

フェリーの場合はアテネのピレウス港から毎日3便ほど出ていて料金は片道23€~所要時間は8時間程度

夏のシーズン中はピレウス港とサントリーニ島の間を5時間30分で結ぶ高速船が運航されていて、料金は片道62€~です。

 

また、夏の間はミコノス島とサントリーニ島をつなぐフェリーや高速船も運航されます。

ミコノス島からサントリーニ島までの所要時間は大体2~3時間ほどです。

 

ただし、フェリーの場合は天候により欠航になったり到着時間がずれこんだりするので注意するようにしてください。

サントリーニ島にフェリーでアクセスする場合、フェリーはアティニオス港へ到着します。

 

※赤ピンはそれぞれアテネ国際空港/ピレウス港/ミコノス島オールドポート/ミコノス島ニューポート/サントリーニ島アティニオス港/フィラ/イア/サントリーニ島国際空港です。

 

島内の移動方法

 

サントリーニ島国際空港から市内への移動は、基本的にはローカルのバスまたはタクシーになります。

サントリーニ島国際空港からフィラまでバスで20分程度、フィラからイアまでバスで30分程度です。

 

フェリーの場合はアティニオス港に到着します。

アティニオス港からフィラまではバスで30分程度、フィラからイアはバスで30分程度です。

 

宿泊施設によってはホテル送迎をお願いできるところも多いので、バス移動が面倒な場合はホテル送迎をお願いすると移動が楽です。

私たちはイアに泊まっていて、行きはイアまでバスで移動したのですが帰りは送迎をお願いしました。(帰りはとっても楽だった・・・!)

 

また、島内は電車は走っていないため、徒歩/ローカルバス/タクシー/レンタルバイクが主な移動手段です。

フィラからイアまでは20~30分に1本程度バスが出ていて所要時間は30分のため、街の移動はバスが便利です。

フィラもイアもそれぞれ徒歩で回れるくらいの街の広さなので観光時は徒歩で問題ありません。

 

また、主要なビーチ「レッドビーチ」「ペリッサビーチ」「カマリビーチ」などへはフィラからバスが出ています。

しかし、10~50分ごととバスの時間に幅があり、混雑時は1本待たないといけなくなったりと結構大変です。

そのため、1日にビーチをいくつかまわる予定で国際免許証がある場合はATV等をレンタルするのがおすすめです。

 

私たちがサントリーニ島へ行った時は1日ATVをレンタルして島のビーチを3つほどまわりました。

こちらがサントリーニ島でレンタルしたATVです。

 

サントリーニ島でレンタルしたATV

 

ちなみに、サントリーニ島は島が縦に長くイアから南のビーチまで行こうとすると結構時間がかかります。

そのためミコノス島のように5つも6つもビーチをまわれず、大体3~4つくらいまわる感じになります。

 

島の雰囲気

 

サントリーニ島は「イア」と「フィラ」の2つの主要観光都市があります。

そこで、都市別に雰囲気を紹介していきます。

 

イア(Oia)の雰囲気

 

イアはサントリーニ島の北西部に位置し、断崖沿いに真っ白な建物が立ち並ぶ地形になっています。

 

サントリーニ島ブルードーム

 

サントリーニといえば!のブルードームがあちこちに見えるのもイアの街です。

イアのメインストリートは海に面していて真っ白の街並みとコバルトブルーの海を同時に楽しむことができます。

 

レストラン「Ferpsi in Oia」からの眺望

 

メインストリートには可愛いカフェやレストランが立ち並び、美しい景色を見ながら休憩することもできます。

上記は海沿いのカフェからの眺望です。

こんなに近くにブルードームが見えるなんて感激ですね!

イアは可愛らしさももちろんありますが、どちらかといえば洗練されたオシャレな街という表現がぴったりです。

 

 

また、イアの最先端には「アマウディ港(Ammoudi Port)」という港があります。

崖の下まで降りていくとこんな感じの、真っ白い街並みとはまた違った景色を楽しむことができます。

 

Ammoudi Portの景色

 

フィラ(Fira)の雰囲気

 

フィラは、サントリーニ島の西端にある高さ400メートルのカルデラの端に建てられた白塗りの家の街です。

 

フィラの眺望

 

イアよりもホテル、レストラン、ショップが充実していて、ホテルの価格帯もイアより低いためフィラをサントリーニ島観光の拠点にする人も多いです。

 

 

また、フィラといえばロバタクシーが有名です。

断崖絶壁をロバに乗って上り降りするのはなんともスリルがあり、非日常感を味わえます。

 

階段に並ぶロバタクシー

 

ロバに乗るのはちょっと怖い!という場合は階段で崖下(オールドポート)まで降りていけば途中でロバと遭遇します。

 

その他サントリーニ島の雰囲気

 

サントリーニ島の観光都市といえば「イア」と「フィラ」が有名ですが、忘れてはけないのがフィロステファニという街にあるブルードームです。

 

フィロステファニのブルードーム

 

こちらの絵はポスターや絵ハガキなどでよく使われているので見たことがある人も多いのではないでしょうか。

フィロステファニはイアとフィラの間にあり、イアからバスで20分ほどでフィロステファニに到着します。

フィロステファニからフィラまでは徒歩15~20分ほどなので、フィロステファニでバスを降りてブルードームを見たあとフィラまで散歩がてら徒歩で行くのがおすすめです。

 

その他、サントリーニ島にもたくさんのビーチがあります。

特に有名なのは「レッドビーチ」「ペリッサビーチ」「カマリビーチ」です。

以下の写真は左がレッドビーチ、右がペリッサビーチです。

 

 

レッドビーチは崖が赤いのが特徴で、この他に崖が黒い「ブラックビーチ」、崖が白い「ホワイトビーチ」もあります。

ペリッサビーチの砂が黒いのが写真から分かると思いますが、サントリーニ島は黒砂のビーチがほとんどで一般的なビーチのイメージ(白い砂浜と透き通ったエメラルドグリーンの海)とは少し異なります。

また、あまり人の手が加わっておらずビーチパラソルやビーチチェアがないビーチが多いです。

 

サントリーニ島はこんな人におすすめ

 

これまで簡単にサントリーニ島について紹介してきました。

サントリーニ島の特徴をまとめるとこんな感じです。

 

 

【サントリーニ島の特徴】

  • 主要観光都市は「イア」と「フィラ」
  • フィロステファニのブルードームも有名
  • 島内の移動方法のおすすめはローカルバスやレンタルバイク等
  • 各都市の観光は半日~1日程度
  • 洗練されたオシャレな街の雰囲気
  • レッドビーチなど珍しい崖の色のビーチがある
  • ビーチは黒砂が多い

 

 

サントリーニ島はこんな人におすすめだよ。

  • 洗練されたオシャレな雰囲気が好きな人
  • 観光都市が複数ある方がいい人
  • ビーチよりは街の景観を楽しみたい人

 

また、サントリーニ島は崖の上にホテルやレストラン、ショップが立ち並んでおり、洞窟型のホテルやテラスにプライベートプールのあるホテルの数も多いです。

そのため、ビーチでのんびりというよりホテルの部屋から海を見ながらプライベートプールでのんびりしたいという場合もサントリーニ島がおすすめといえます。

 

まとめ:迷ったらどちらも行っちゃいましょう!

 

これまでミコノス島とサントリーニ島について細かく比較してきました。

 

 

【ミコノス島の特徴】

  • 主要観光スポットはミコノスタウンに集約されている
  • 島内の移動方法のおすすめはレンタルバイク等
  • ミコノスタウン観光は半日あれば十分
  • 街は可愛い雰囲気
  • キレイなビーチが多い

【サントリーニ島の特徴】

  • 主要観光都市は「イア」と「フィラ」
  • フィロステファニのブルードームも有名
  • 島内の移動方法のおすすめはローカルバスやレンタルバイク等
  • 各都市の観光は半日~1日程度
  • 洗練されたオシャレな街の雰囲気
  • レッドビーチなど珍しい崖の色のビーチがある
  • ビーチは黒砂が多い

 

 

可愛らしい雰囲気が好きな人、様々な雰囲気のビーチでのんびりしたい人はミコノス島がおすすめです。

一方、洗練されたオシャレな街の雰囲気が好きな人、ビーチより景観を楽しんだりプール付きのホテルでのんびり過ごしたい人はサントリーニ島がおすすめです。

 

ちなみに、夕日は甲乙つけられないほどどちらも美しい夕日が見れます。

ただし夜景は光の数が圧倒的に異なるのでサントリーニ島に軍配が上がるかなと思っています。

どちらも行けば確実に楽しめる島なので、迷ってるという人はぜひ両方とも訪れちゃいましょう!

私たちはミコノス島に3泊、サントリーニ島に4泊しました。

 

写真をたくさん使った旅行記も書いてるから参考にしてね。
リトルヴェニスの景色

 

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