ギリシャ旅行といえばぜひ日程に含めたいミコノス島。
ミコノス島は、サントリーニ島と並びギリシャの島の中で特に人気の高いリゾート地です。
私たちもギリシャ旅行の際はミコノス島とサントリーニ島を必ずまわっています。
ミコノス島の主な観光スポットはミコノスタウンに集まっているため、短時間滞在にしようと思えば半日ほど時間があれば主要な観光スポットはまわれてしまいます。
しかし、折角ミコノス島へ行くなら最低でも2~3日は時間をとってゆっくりのんびり過ごしたいですよね。
そこで、ぜひミコノス島に来たらやってほしいのが、ATVをレンタルしてのビーチ巡りです!
ミコノス島は島全体にビーチが点在していて、エリアにより雰囲気が全然異なるため、いくつかビーチを巡って気に入ったビーチでのんびりするとまさにリゾート地を満喫している!!という気分になれます。
私たちはこれまで2回ミコノス島へ旅行しているのですが、2回とも丸1日ビーチ巡りの日を作り、ATVをレンタルしてあちこちビーチを見て回りました。
そこで、この記事では私たちが実際に見てまわったミコノス島の10のビーチを紹介します。
ミコノスにはたくさんのビーチがあるのですべてを制覇しているわけではないですが、ある程度有名どころは網羅できているかなと思います。
もくじ
ミコノス島の海の特徴
ミコノス島は島全体に様々なビーチが散らばっています。
ミコノス島のビーチは大きく分けて3つのエリアに分類され、エリアごとにビーチの雰囲気は異なっています。
サーフィンを楽しみたい人は北側や東側のビーチ、のんびり過ごしたい人や小さいお子さん連れの方は南のビーチでゆっくりするのがおすすめです。
ただ、折角ATVをレンタルするのであれば、お目当てのビーチだけではなく、色々なエリアのビーチをいくつか見てまわるとより楽しめるかなと思います。
ミコノス島でATVをレンタル
それでは、ATVがどんな乗り物なのか、どこでレンタルできるのか説明していきます。
ATVって?
ATVは四輪バギーともいわれていて、バイクより大きく車より小さいため、バイクでは不安な道(がたがたしている道など)や車では通れないような小道を通れたりと小回りが利きます。
ミコノス島の場合、電車が走っていないため主な島内の移動手段は以下になります。
小さなお子さん連れの場合はローカルバスやタクシー、または車をレンタルしていける範囲で行動するのがおすすめです。
夫婦2人の場合はローカルバスやタクシーだと移動範囲が狭くなる(タクシーの場合は+費用が膨れる)ため、レンタルバイクの利用がおすすめですが、個人的にはバイクより安定していて車より小回りの利くATVのレンタルがおすすめです。
ATVのレンタル方法
ATVをレンタルする際、国際免許証が必要なのでATVのレンタルを考えている場合は国際免許証を必ず持参するようにしましょう。
また、ATVはミコノスタウンの周りにあるATVレンタルショップでレンタルできます。
結構あちこちに店舗があるので、自分が宿泊するホテルの近くのレンタルショップを利用するので問題ないかなと思います。
ちなみに、私たちは1度目にミコノスに行ったとき【ヴィラ マルガリータ】に宿泊したのですが、ここのオーナーがとても親切で、ATVを借りたいと言ったら近くのATVレンタルショップに電話をしてくれて、更にそのレンタルショップの人がヴィラまで迎えにきてくれました。(2度目のときは自分たちでホテルの近くのレンタルショップを探しました)
なので、自分で探すのに不安がある場合は宿泊先の人にATVをレンタルできる場所を聞いてみてもいいかもしれません。
また、私たちは特に予約なしで直接レンタルショップへ行き、そのままATVをレンタルしました。
1度目は6月末~7月だったので夏でも予約なしで大丈夫かなと思うのですが、7~8月でレンタルできるか心配な方は予約のできるレンタルショップを探すようにしましょう。
(2度目は2020年のコロナ禍直後の夏だったので旅行客がほぼゼロに等しくあまり参考にならず。。)
値段は旅行の時期やショップによって異なるのですが、大体は1時間単位or24時間単位です。
私たちは6月末~7月の旅行で、24時間レンタルで50€(保険料5€込み)だったので、値段の参考にしてみてください。
ATVレンタル時の注意点
ATVレンタル時の注意点としては、とにかく国際免許証を忘れないこと!です。
その他注意点としては、ミコノス島は普通に歩いているだけでも結構風が強いのですが、ATVに乗っているとかなり強風なのでサングラスが必須です。
また、かなり日差しが強く、ATVに乗っていて同じ姿勢を取り続けた結果、足や腕が日焼けで真っ赤!ということが十分あり得ます。
日焼け止め・アームカバー・帽子があると日焼け防止対策になります。
短パンを履いていると足もかなり焼けるので、足の日焼けが気になる場合は足が出ない格好をするか、足に薄いタオルなどを巻いた方がいいかもしれません。
また、いくつかビーチを回っていると、ATVを駐車場に置いて少しゆっくりする、ということがあると思いますが、その際、次のビーチに行こうとしてATVに乗ろうとしたらサドル部分が熱すぎる!ということもあるので、お尻に敷ける小さめのタオル等があると便利です。
順番や道は気にせず気ままにATVを走らせる、というスタイルの場合は地図はあまり必要ないかもしれませんが、最初にまわりたいビーチを決めて順番にまわる人が多いのではないかと思います。
その場合、後ろに乗っている人がGoogle mapを見ながら道案内をするのが効率的です。途中で充電が切れて帰りの道が分からない!となっては困るので、モバイルバッテリーを1つ持っていくと安心できます。
ミコノス島の美しすぎる10のビーチ
それでは、私たちが実際にATVをレンタルしてまわった10のビーチを紹介していきます。
すべてを制覇した訳ではないですが、主要なビーチはほとんど網羅しています!
※赤いピンをクリックするとそれぞれのビーチの詳細が確認できます。
上の地図はこの記事で紹介しているビーチをまとめたものです。
ビーチ巡りのスケジュールをたてる際の参考にしてください。
ちなみに、この記事では10のビーチを紹介していますが、1日で回ったわけではありません。
私たちは2度ミコノス島を旅行していて、2回の旅行でまわったビーチが全部で10だった、という感じです。
朝から夕方までATVレンタルでビーチ巡りをする場合、最後にお目当てのビーチで2~3時間ゆっくりしたいと考えると、1日にまわれるのは5~6つのビーチかなと思います。
Agios Sostisビーチ
Agios Sostisビーチはミコノス島の北側に位置するビーチで、バスは走っていないためATVや車をレンタルしてアクセスする必要があります。
ミコノスタウンからはATVで20分ほどです。
風が強いせいか波が高く、ビーチにはショップやパラソル、チェアがない(トイレもないです)のでゆっくり泳ぐのには適していないのですが、とにかく海の色がめちゃくちゃ綺麗です。
Panormosビーチ
Panormosビーチもミコノス島の北側にあるため少し風が強いのですが、こちらにはビーチパラソルやチェアが設置されています。
Agios Sostisビーチよりは風が弱いので、北側のビーチで泳ぎたい場合はこちらのビーチを利用するといいと思います。
Kalafatiビーチ
PanormosビーチからATVで20分ほどの場所にあるKalafatiビーチは島の東側にあるため北側のビーチよりも波が落ち着いています。
海の青さ(きれいさ)でいえば人の手が加わってしまっている分、北側のビーチには劣るのですが。。
北側のビーチは波が高く「泳いで楽しむ」には不向きなため、静かにのんびり過ごすにはKalafatiビーチなど東側のビーチがおすすめです。
Elia Nudistビーチ
Elia Nudistビーチはミコノス島の南側に位置し、ミコノス島の中でもかなり広いビーチで、客層もアダルトが多いのかとても静かでゆったりとした雰囲気のビーチです。
ミコノス島のビーチの中ではパラソル&チェアの数がかなり多い方だと感じました。
賑やかさを求める場合には物足りないですが、静かなビーチでのんびりしたいという場合にはとてもおすすめできます。
また、北側の海は濃い青で力強さがあるのですが、Eliaビーチは透き通るような繊細な青という印象です。
水の色が透明で、砂の下が丸見え!私たちはParadiseビーチがお目当てだったのでEliaビーチでは足をつけるだけにしたのですが、次回はぜひここでのんびりしたいと思っています。
ちなみに、名前のとおりここはヌーディストビーチです。私たちが行ったときも多くはないですがトップヌードの人を何人か見かけました。
Paradiseビーチ
Paradiseビーチはミコノス島の南側に位置し、ミコノスのビーチの中で特に有名なビーチです。
パラダイスという名前のとおり、1日中音楽が鳴り響き、賑やかな雰囲気です。
海にお酒に音楽にダンスに!と騒ぎたい人が集まるビーチなので、小さい子連れや静かなビーチでゆっくりしたい人は他のビーチの方がおすすめです。
入口の前にMINI MARKETがあり、そこで食べ物・飲み物(アルコール含む)・海遊びのグッズ・水着など一通りのものは揃います。
私たちが行ったのは14:00頃なのですがほぼパラソル&チェアが埋まっていて、最後に一つ空いていたものをGETしました。(ビーチパラソル1つ+チェア2つで20€)
15:00頃からはみんなで踊り出し、クラブのような雰囲気が味わえます。
人が写りこんでいるところをぼかしているので少し分かりづらいですが、爆音で流れているクラブ曲にあわせてバーカウンターの上でカウンターガールが踊っていたりと、THEパーティーBeachという感じでした!
ちなみに、ナンパ師のような人もチラホラいて、私も夫をビーチチェアに残して一人で海に入ったときに速攻話しかけられたので、女性だけで行く場合は注意が必要です。(人がたくさんいるので危害を加えられるということはないかなと思いますが・・)
Super paradiseビーチ
Paradiseビーチの他にもう一つ、Super paradiseビーチもあります。
Super paradiseビーチもミコノス島の南側に位置しています。
ParadiseビーチからSuper paradiseビーチまでは1時間に1本くらいの間隔で水上バスも出ています。
名前からするとSuper paradiseビーチの方が激しそうな感じですが、実際はParadiseビーチより規模が小さく、音楽や客層も落ち着いていました。
お酒と音楽でがんがん踊って!という雰囲気が希望の場合は物足りない感じなので、賑やかだけど少し落ち着いたビーチがいいという人におすすめです。
Psarouビーチ
Psarouビーチまではミコノスタウンからローアルバスが出ています。
Psarouビーチもミコノス島の南側にあります。
こちらはPsarouビーチを上から眺めた写真ですが、奥に見える水色の可愛らしいパラソルは結構高くてパラソル1つとチェア2つで100€と言われました。
その隣のゾーンがパラソル1つとチェア2つで30€とお手頃価格だったので、値段を抑えたい場合はそちらでレンタルするのがおすすめです。
上から眺めたときも海の色が鮮やかな青でとても感動したのですが、海に入ってみてその透明度にも感動しました。
他にもいくつかビーチ巡りをする予定だったのですが、海がキレイすぎて「このビーチでのんびりしたいね」となり、他のビーチを諦めたくらいの綺麗さです。
Plaits gialosビーチ
Plaits gialysビーチ(プラティスヤロスビーチ)は私たち夫婦がミコノス島で一番気に入ったビーチです。
ミコノスタウンからはローカルバスが出ています。
ATVではPsarouビーチから5分ほどです。
ビーチ沿いにホテルやレストランが並んでいて、その前にあるパラソル&チェアはそれぞれのホテルやレストランでレンタルできます。
レストランの前に並んでいたのですが、お店の人に聞いたところレストランで食事をするとこのパラソル&チェアが無料で借りられるとのことでした。
以下はコロナ禍最初の夏(2020年)に行ったときに人がいなくて快適すぎて2日連続でPlaits gialysビーチに通い、2日連続でお昼に食べたサンドイッチです。
ボリュームもあり、軽めのお昼ということであれば2人でシェアで全然OKでした。そして美味しかった・・・!
もちろんビーチチェアでの食事も可能で、とってもお得です。
Fokosビーチ
Fokosビーチはミコノス島の北側にあるビーチです。
普段からビーチにはパラソル&チェアは置いていません。
人の手が入っていないのでとてもキレイな海なのですが、風がかなり強いのでゆっくりビーチを楽しむというよりはサーファー向けです。
海の色はとてもキレイなので、ATVレンタルしていくつかビーチを回れるときはぜひ立ち寄ってみてください。
Liaビーチ
Liaビーチはミコノス島の東側にあり、Fokos beachからATVで15分ほどのところにあります。
普段はビーチパラソル&チェアがあって賑わっているのですが、私たちは2020年のコロナ禍最初の夏に行ったのでビーチにはパラソルもチェアもなく人も全くいませんでした。
とても静かで海も透き通っていてとてもキレイですが風が強いので、風が穏やかなビーチが好きな人はここより南側のビーチがおすすめです。
まとめ:ミコノス島ではビーチ巡りがおすすめ
これまで、私たちがATVをレンタルして実際にまわった10にビーチを紹介してきました。
【北側ビーチ:自然のままのキレイなビーチが多い。風が強いためサーファー向き。】
【東側ビーチ:北のビーチよりは静かでのんびり過ごせるビーチ。】
【南側ビーチ:風は穏やかですが賑やかなビーチが多い。】
北側・東側・南側でそれぞれビーチの雰囲気が異なるため、ミコノス島で丸1日時間がとれる場合はぜひATVをレンタルしてビーチ巡りをしてみてください。
また、私はギリシャに2年連続で訪れていて、2回ともミコノス島には3泊しています。
それぞれ旅行記も書いているのでよければ見てみてください。