海外生活を始めて、そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
日本で愛用していたシャンプー、折角持ってきてもヨーロッパで使おうとすると泡立たないですよね。
しかも、髪はゴワゴワするし、肌も心なしかべたべたになってるような・・・
これ、実は硬水のせいなんです!
硬水問題は、ドイツ生活を始める中で、私にとって特に大きな問題でした。
色々調べた結果、ドイツ生活をはじめてそろそろ1年が経ちますが、今のところは問題なく日本のシャンプーを使えています。
そこで、日本のシャンプーが泡立たない場合のおすすめの対処法を紹介したいと思います。
海外旅行中のシャンプー、洗顔、メイク落としなどスキンケア方法については以下の記事で詳しく説明しています。
硬水地域で日本のシャンプーは泡立たない
私は日本にいた頃から、このLUX ルミニークダメージリペアを愛用していました。
これに落ち着くまでに5~6種類のシャンプー・トリートメントを使ってみて、試行錯誤した上で見つけたものです。
そのため、海外に移住するからといってお気に入りを手放したくない・・・
そんな思いで渡独前にまとめ買いしてドイツへ送りました。
ただし!ここで問題が。。
私の住んでいるドイツ・デュッセルドルフの水って硬水なんです。
それも、結構な硬さの硬水・・・
日本の軟水用に作られたシャンプーって、硬水では全然泡立たないんですよね。。
「ドイツニュースダイジェスト」では、硬水地域でのせっけんの泡立ちについて以下のように記載されています。
硬水でせっけんを使うと泡立ちが悪くなります。これは硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムが、せっけんの成分と化合するためです。硬度が120-180mg/L(6.7-10.1°dH相当)以上の水になると、日本のアルカリ性せっけんは使いにくくなると言われています。
更に、このせっけんの成分がカルシウムやマグネシウムと化合して出来上がった「石鹸カス」は、水に溶けにくいため髪や肌に蓄積されていきます。
これが、硬水でシャンプーを利用したあとに「髪がゴワゴワする」「肌がベタベタする」原因なのです。
日本で使っていたシャンプーでは、
- 泡立たない
- 石鹸カスが残り髪や肌に悪い
という問題があるため、海外生活で使うのは厳しい・・・
そんなときにどうすればいいのか、おすすめの対応策を紹介していきます。
おすすめ対応策
おすすめの対応策は
- 現地のシャンプーを利用する
- 軟水シャワーヘッドを利用する
の2つあります。
現地のシャンプーを利用する
対策1つめは、日本のシャンプーは諦めて現地のシャンプーを利用する!です。
無難な回答ですみません。。
でも、現地のシャンプーを利用するのが一番手っ取り早く、入手も簡単です。
日本でも有名なシャンプーでは、
シュワルツコフ
シュワルツコフ ローズオイルシャンプー:クリックでAmazon商品ページ
ロゴナ
ラヴェーラ
あたりでしょうか。
ロレアルやパンテーンなど(私にとっては)馴染みの深いものも近くのドラッグストアに売っていました。
ロレアルのヘアオイルは私も日本にいた頃から今も愛用しています。
これらはヨーロッパで生産されているので、商品自体が硬水地域での使用を考えて作られています。
そのため、日本から持ってきた商品よりは硬水にあったものになります。
しかし、
という人も中にはいると思います。
そんなときは、次に紹介する軟水シャワーヘッドの利用がオススメです。
軟水シャワーヘッドを利用する
私は、ドイツ生活ではこのイオナックの軟水シャワーヘッドを愛用しています。
以下に、軟水シャワーヘッドの特徴をまとめてみます。
- 石鹸カスを抑える軟水化機能
- 塩素を無害化
- 亜鉛イオンによる消臭効果
- 国内配送全国送料無料
- 海外配送に対応
- 海外配送は20,000円以上お買い上げで送料無料(通常2,000円)
軟水化機能が備わっているため、日本のシャンプーも問題なく泡立ちます。
私が使っているLUXシリーズも問題なく泡立ってます。
また、硬水を軟水化してくれるため、石鹸カスの防止にもなります。
海外配送にも対応しているのが、海外在住者としては嬉しいポイントですね!
本体の値段は海外配送で13,800円と少しお値段が張りますが、フィルターは1本5,800円となっています。
一度本体を買ってしまえば、本体が壊れない限りフィルター代のみ必要となります。
このイオナック軟水シャワーヘッドを実際に使ってみた感想は別記事でまとめています。
まとめ:海外生活で硬水対策は必須!
ヨーロッパの水は日本の水とはまったく異なります。
そんなヨーロッパで日本の製品を問題なく使うためには、「硬水対策」が必須になってきます。
現地のドラッグストアで購入する場合は問題ありません。
しかし、日本で使っていた商品をそのままヨーロッパでも使いたいという場合は、軟水シャワーヘッドで硬水対策をするようにしましょう!
それ以外にも、硬水地域では髪が傷んだり肌が乾燥したりと硬水によるトラブルが後を絶ちません。
以下の記事で私が実際にドイツ生活で実践している硬水対策方法をまとめていますので参考にしてみてください。