先日、デュッセルドルフの病院「ノイゲバウア馬場内科クリニック」に行ってきました。
デュッセルドルフには日本語で受診できる病院がいくつかあるので、その病院の場所さえわかれば大丈夫!という方もいると思いますが・・・
という人も中にはいると思うので(というか私が手取り足取り最初に教えてほしいタイプ)、一連の流れをこと細かにまとめました!
私が今回受診したのはノイゲバウア馬場内科クリニックなのですが、それ以外にデュッセルドルフで日本人に人気の病院もいくつか紹介しています。
もくじ
デュッセルドルフの日本語で受診できる病院(内科)
デュッセルドルフにはいくつか日本語で受診可能な病院があるのですが、内科の場合大体駐在員や駐在妻が行く病院は以下の3つです。
- ノイゲバウア馬場内科クリニック
- 篠田診療所
- 内田医院
以下ではそれぞれの詳細をまとめています。
ノイゲバウア馬場内科クリニック
所在地 | Oststraße 51, 40211 Düsseldorf |
電話番号 | 0211 – 38 37 56 (日本語での予約受付は9:00 – 12:00) |
メール | dr@neugebauer-baba.de |
診察内容 | 内科一般/アレルギー相談 血管病変相談/人間ドック |
memo | 馬場先生(ドイツ人)は日本語が話せます。 1月より月・火・木の午前中のみ日本人医師による診察がはじまりました。 |
診察 | 予約制* ※公的保険、プライベート保険OK |
診療日 | 診療時間 |
月・火・木 | 8:00 – 12:00 / 15:00 – 18:00 |
水 | 8:00 – 12:00 |
金 | 金曜日の受診は電話で要相談 |
公式サイト | ノイゲバウア馬場 内科 クリニック |
今回、私はこちらのノイゲバウア馬場内科クリニックに行きました。
予約~当日の受診~その後の流れについては「【ノイゲバウア馬場内科クリニック】予約~当日~その後の流れ」を確認してください。
篠田診療所
所在地 | Oststraße 84, 40210 Düsseldorf |
電話番号 | 0211 – 161409 (日本語での予約受付は8:30 – 12:30) |
診察内容 | 一般医療/健康診断/人間ドック/予防接種 心臓循環器科/呼吸器科/消化器科 アレルギーなど |
memo | 院長先生(男性日本人医師)が診察を行います。 |
診察 | 自由診療 ※公的保険、プライベート保険、海外旅行保険OK |
診療日 | 診療時間 |
月火水木金 | 8:30 – 12:30 |
月火水木金 | 15:00 – 18:00(完全予約制) |
公式サイト | 篠田診療所/Praxis Dr. med. Shinoda |
男性のお医者さんなので、女性は行きづらい・・・と感じる方も中にはいると思いますが、公的保険でも行ける日本人医師の病院として知っておくと何かのときに頼れます。
私はノイゲバウア馬場内科クリニックと、こちらの篠田診療所の両方に電話して、先に診てもらえそうなノイゲバウア馬場内科クリニックに行きました。
内田医院
所在地 | Luegallee 87, 40545 Düsseldorf |
電話番号 | 0211 / 52 92 68 0(日本語直通) |
メール | healthcare_uchida@gmx.net |
診察内容 | 内科/外科系診察/一般小児科/医療相談 人間ドック/健康診断/予防接種 アレルギー治療など |
memo | 医師が日本語を話せます。 日本人スタッフが常勤。 |
診察 | 完全予約制 ※プライベート保険のみの取り扱い |
診療日 | 診療時間 |
月・火・木 | 8:30 – 12:30 / 15:00 – 18:00 |
水 | 8:30 – 12:30 |
金 | 8:30 – 14:00 |
公式サイト | 内田医院 デュッセルドルフ | ドイツ |
駐在妻さんの話を聞くと大体みなさん内田医院に行かれている印象です。
日本人が多く住むオーバーカッセル地域にあるのでアクセスがいいのもポイントです。
我が家はプライベート保険でないので受診ができなかったのですが、プライベート保険だったらまずこちらに行っていたかな?と思います。
その他
その他、デュッセルドルフには日本語直通電話がある内科や日本語で受診可能な内科がいくつかあります。
- 日本メディカルセンター(診察・検査が日本語で受けられる)
- Dr. Öhlschläger Gunther(日本語直通電話あり)
- 岩本医院 Dr. med. Christel Stock-Iwamoto(日本語を話せるドイツ人医師)
など。
日本語で対応できる病院一覧は「◆デュッセルネット◆ 医療⇒日本語で対応出来る医者⇒内科」にリストでまとまっているので参考にしてみてください。
ちなみに、日本メディカルセンターはノイゲバウア馬場内科クリニックに併設されています。
【ノイゲバウア馬場内科クリニック】予約~当日~その後の流れ
それでは、簡単に予約から当日の受診、そしてその後の流れを説明していきます。
予約は電話で
まずは受診の予約を電話でとります。
電話番号→0211 – 38 37 56
日本語での予約受付は9:00 – 12:00です。
予約の際は日本と同様、
- 氏名
- 受診の内容
- 受診希望日
を伝えれば大丈夫です。
予約制ということで電話で予約しようとしたところ、初回は予約なしで待つ必要があると言われ、直近で日本人医師がいる曜日を教えてもらい、当日は8:00過ぎくらいに病院へ向かいました。
電話は病院に繋がるので、最初はドイツ人または日本人の受付に人が対応してくれます。
どちらが出てもまずドイツ語で話されるのですが「Hello」というと、ドイツ人の場合英語で話してくれます。
また、日本人の場合は日本語で話してもらえます。
英語が厳しい場合は日本人と話したいというとその場で日本人スタッフに変わってくれるか、「●分後にかけなおして」といわれるので、その旨を伝えてみてください。
当日の流れ
当日、場所が若干分かりにくく私は迷いました。。
迷ったというか病院がいくつか入った建物が並んでいるので薬局のすぐ後ろにあるエレベーターを使ってしまい、その病院の受付で「隣のビルだよ」と教えてもらった感じです。。
最寄り駅は地下鉄Uバーンの「Oststrasse駅」です。ラーメン匠2の隣に薬局があるのですが、建物と建物の間の中庭へ続くような小道を真っすぐ進むと右手にエレベーターがあるので、ガラス扉を開けて建物に入り、その前のエレベーターで3階へ上がってください。
受付で保険証を出すと、初めてかどうか聞かれます。
日本人の人が受付にいる場合もあればドイツ人しかいない場合もありますが、「First time」といえばわかってくれます。
また、問診票(日本語)を渡されるので記載し、書けたら受付の人へ問診票を渡し、待合室で呼ばれるまで待ちます。(問診票は待合室の椅子に座って書いてOKです)
呼ばれるときは日本人の先生が待合室まで名前を呼びにきてくれます。
受診後にやること
ドイツでは診察時に支払いはないため、診察が終わったらそのまま帰宅して問題ありません。
薬があるときは以下のような紙をもらうので、近くの薬局で薬を受け取ります。
ノイゲバウア馬場内科クリニックの場合、隣の建物の1階が薬局なので、そこでこの紙を見せて薬を受け取ってください。
薬を受け取る際は支払いが必要です。
また、ドイツ語が分からなくてもこの紙を出せば該当の薬を出してもらえるので問題ありません。
まとめ
私は最初に手取り足取りすべてを教えてほしいタイプなのですが、誰も教えてくれなかったので(←)びくびくしながら病院へ行きました。
そしたら行く病院を間違えて受付のドイツ人に「日本人の先生なんでいないわよ?」と怪訝な顔をされ、隣のビルに間違えて入ったことに気付きました。。
病院にいくということはどこか体調不良ということなので、体調不良のときに予約の方法や受付の方法でびくびくするのは避けたいですよね。
大体どの病院も同じような感じだとは思いますが、不安な人はノイゲバウア馬場内科クリニックに行けばこの記事で紹介した流れで受診できます。
一度「ドイツの内科をクリア」してしまえば、2回目以降はそこまでびくびくせずに受診できると思います!
また、受付で症状は?と聞かれたときのことも考えて「腹痛」「頭痛」「胸やけ」「気持ち悪い」など単語だけでいいので紙に書いていくと、それを見せるだけでなんとかなります。多分。
ちなみに、デュッセルドルフの産婦人科へ行ったときの様子は「【ドイツ】デュッセルドルフの産婦人科で婦人科検診を受けてきた話」で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。