初掲載日:2019年1月22日
ドイツに住んでいて、
というタイミングが時々あると思います。
また、ドイツ旅行中に日本にいる家族に手紙を出したいと感じることもありますよね。
私が子供の頃、母が家族旅行中によく日本に宛てて手紙を出していたのを覚えています。
そこで、今回はドイツから日本への手紙の出し方について説明していきます!
※私はこの出し方で今まで何か問題になったことはありません。ただ、都市によって取り扱いが異なるのか、ドイツ全都市共通なのかは確認していないため、デュッセルドルフ以外の都市から出す場合は注意してください。
もくじ
Deutsche PostとDHL
まずはドイツの郵便会社について簡単に紹介します。
Deutsche Post
都市ボンに本社があるドイツの郵便会社です。
ドイツ全土に支店を有し、2009年に郵政民営化が成功しています。
上の画像の左上のマークがDeutsche Postのマークになります。
公式サイト:Deutsche Post – Die Post für Deutschland
※1番下までスクロールすると「English Homepage」というリンクがあり、英語版サイトに飛べます。
DHL
Deutsche Postの子会社で、国際配送・輸送などを担当しています。
上の画像の左上のマークがDHLのマークになります。
公式サイト(日本語版):グローバルロジスティクス – 国際輸送 | DHLホーム | Japan 日本
料金一覧
以下はドイツから日本への郵送料金一覧です。
参照:Porto Ausland für Briefe ins Ausland | Deutsche Post | Brief International
価格はすべて2019年1月現在のものです。
ハガキは「Postkarte」、一般的な手紙は「Standard」に該当します。
日本への宛名の書き方
それでは、いよいよ宛名の書き方についてです。
手紙以外にも、絵ハガキを出すこともあると思いますので、ハガキの場合・手紙の場合でそれぞれ説明していきます。
ハガキの場合
日本でハガキを出すのと同じように、「受取人情報」「差出人情報」の記載が必要です。
また、航空郵便を示す「LUFTPOST」というシールが必要になります。
受取人情報
受取人情報は、基本的に右半分に記載します。
切手のスペースがもともと区切られていないハガキの場合は、右上に切手分のスペースを作ることを忘れないように注意してください。
ドイツの郵便の人は右下に赤字で書く国名(JAPAN)を見ているので、宛先の住所は日本語でも大丈夫です!
TO:
配達の人に分かりやすいように、必ず記載しましょう。
ドイツ語で受取人は「Empfänger」となります。「To」ではなく「An」でも大丈夫ですが、日本の配達の人もすぐ分かるように「To」が無難です。「Empfänger」の略が「An」って不思議ですよね~
TOKYO, JAPAN
「JAPAN」だけでも大丈夫ですが、「TOKYO」など都市名をいれた方が親切とドイツ語学校で習ったので、私は都市名も入れるようにしています。
ドイツ語で東京は「Tokio」なので、これでも大丈夫ですが、「To」と同じく日本側で混乱しないように、「TOKYO」が無難です。
また、私は目立たせるためにひいていますが、下線はひいてもひかなくても大丈夫です。
差出人情報
基本的に左側の上の方に記載します。
差出人情報とメッセージの間の線は分かりやすくするために私はひいてますが、ひかなければいけないという決まりはありません。
FROM:
こちらも配達の人に分かりやすいように、必ず記載しましょう。
ドイツ語で差出人は「Apsender」となります。「From」ではなく「Abs.」でも大丈夫ですが、日本の配達の人もすぐ分かるように「From」が無難です。
Germany
こちらは特に目立たせる必要はないですが、私は念のため黒の太字で書いています。
LUFTPOST
「LUFTPOST」は「Airmail」航空郵便を指し、他の郵便と区別するためにこのシールが必要になります。シールは郵便局で無料でもらえます。
私はいつも家の近くの郵便局に直接持って行き、その場でシールを貼ってもらっていますが、ポスト投函で出したい場合は郵便局で初めに数枚シールをもらっておいてもいいと思います。
「エアメールのシールをください。」はドイツ語で「Aufkreber von Luftpost bitte.」になります。
手紙の場合
手紙の場合はこんな感じになります。
メッセージ分のスペースがないだけで書き方はハガキと同じのため、説明は省略します(*‘∀‘)
切手の購入方法
切手は郵便局や、Deusche Postと提携しているキオスクなどで購入できます。
郵便局の入口付近には切手購入用の自動販売機が設置されているので、急いでいるのに郵便局の受付が長蛇の列!というときは自動販売機を利用するといいと思います。
窓口購入の場合は、特に切手の値段などを調べていかなくても、窓口で
「nach Japan, bitte(日本までお願いします)」
と言えば適切な方法で自動で送ってくれるので、とても便利です♪
これまで何度か日本へハガキ・手紙を送っていますが、大体東京宛てで1週間、関西宛てだと10日ほど届くまでにかかっているイメージです。
ドイツには年賀状の文化がないので年末年始に郵便局が込み合うことはないですが、クリスマスの時期には混雑が予想されます。
クリスマスカードやプレゼントを贈る場合は少し余裕をもって発送するようにしましょう!
ちなみに、私はクリスマスカードを日本に出したとき、12月10日前後に発送しましたが無事クリスマス前に日本に届きました。
郵便局で使えるドイツ語単語リスト
以下に、郵便関連用語のドイツ語を載せておきます。
ハガキ:die Postkarte
絵ハガキ:die Ansichtskarte
手紙:der Brief
郵便番号:Postleitzahl
航空便で:mit Luftpost / per Luftpost
切手:die Marke
記念切手:die Sondermarke
差出人:Absender
受取人:Empfänger
破棄:die Preisgabe
贈り物:Geschenk
~として:als ~
~(手段)で:mit ~
~(場所)まで:nach + 都市、地域、国
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