そんな方には、WritingレッスンとSpeakingレッスンが受け放題の「ベストティーチャー」がおすすめです。
私は一般的なオンライン英会話では「自分が何を喋って」「どう訂正されたのか」が記録として残らないので、いまいちしっかり身に着いている気がしないな・・・という悩みがありました。
そんなときに見つけたのがSkypeレッスンの前にWritingレッスンがあるという新しい形のオンライン英会話「ベストティーチャー」です。
と不安はあったのですが、Writingレッスン3回とSpeakingレッスン1回が無料で体験できたので、レッスンを受けてみました!
そこで、このページでは
- オンライン英会話「ベストティーチャー」の特徴
- 実際にレッスンを受けてみた感想、メリット・デメリット
- 他社オンライン英会話との比較
について詳しく紹介していきます!
この記事はこんな人におすすめです。
- 家にいながら英語力を上げたい
- Writing→Speakingレッスンでしっかり定着させたい
- 新しいタイプの英会話サービスを知りたい
もくじ
オンライン英会話「ベストティーチャー」とは
ここからは、オンライン英会話「ベストティーチャー」の特徴を詳しく紹介していきます。
料金プラン
「ベストティーチャー」の利用料金についてまとめてみます。(情報はすべて2023年5月現在のものです)
プラン | 月額料金 |
通常英会話コース | 12,000円 |
LissN by NIKKEIコース | +1,500円 |
試験対策コース (TOEFL iBT、IELTS、TOEIC SW、TEAP、GTEC CBT) |
16,500円 |
英検対策コース (英検1級、英検準1級、英検2級、英検準2級、英検3級) |
16,500円 |
「LissN by NIKKEIコース」は「通常英会話コース」にのみ追加できるサービスです。日本経済新聞社が運営する英語学習アプリ「LissN」のコンテンツを使った英語学習コースです。
特徴
- Writingレッスン(1レッスン最大5往復)+Skypeレッスン
- 3つのWritingレッスン(トピック選択〜添削返却)を並行可能
- 英文解説付きの添削がもらえる
- レッスンごとに解説+添削のPDF・音声をダウンロード可能
- 50か国以上から集まった講師陣
- ネイティブ講師も多数在籍
- Writingレッスン・Skypeレッスン24時間受講可能
- 独自開発の復習用ツール「ベストレ」
- 専用アプリあり
- Writingレッスン・Skypeレッスン回数無制限
- +1,500円でビジネスに関連する時事英語が学べる「LissN by NIKKEIコース」がある
※2023年5月現在の内容になります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
個人的に「ベストティーチャー」の一番の特徴はWritingレッスンがあることだと思います。
オンライン英会話はSkypeレッスンのみが一般的で、Writingレッスン+Skypeレッスンが受けられるのはベストティーチャーだけです!
Writingレッスンは3レッスンまで同時並行可能で、Writingレッスン・Skypeレッスン共に受講回数に上限はありません。
Writingレッスンの講師の返事の速度にもよりますが(大体数分~1時間)、レッスンが受け放題なのは嬉しいですね。
ベストティーチャーが向いている人
- 少し値段が高くても高品質なレッスンを受けたい人
- Writingの時間がしっかりとれる人
- フリートークや日常英会話に飽きてきた中級者以上
- ビジネスに活かせる英語を学びたい人
他者オンライン英会話と比較すると値段は高めですが、Writingレッスン(5往復)→トレーニング→Skypeレッスンという流れで英語が勉強できるのは私が知る限りベストティーチャーのみ!
「解説付きで添削してもらった英語を書く・読む・聞く・話すの反復でしっかりと身につけていきたい」という場合は真っ先に候補にしたいサービスです。
ベストティーチャーの無料体験を受けてみた!
実際にオンライン英会話「ベストティーチャー」のレッスンを受講してみました!
そこで、
- 会員登録~無料体験までの流れ
- 実際にレッスンを受けて感じたメリット・デメリット
を紹介していきます。
会員登録~無料体験の流れ
会員登録~Skypeレッスンまでの手順は以下の6ステップあります。
- 無料会員登録
- メール認証を行う
- コース選択
- 無料体験の紹介動画をみる
- Writingレッスンへ進む
- レッスンを選ぶ
- Writingレッスン(最大5往復)
- トレーニングを行う(スキップも可能)
- Writingレッスンの内容をPDFでダウンロード
- Skype名など基本情報を登録する
- SkypeでBest Teacher事務局にコンタクト申請
- レッスンを予約
- 当日、予約したレッスンを受ける
このあと各ステップごとに詳しく紹介していきます。
STEP1.無料会員登録
まず、ベストティチャーの公式サイトの「無料会員登録をする」ボタンをクリックします。
以下の画面が出てくるので、必要項目を入力し、利用規約に同意ボタンにチェックをいれたら会員登録を行ってください。
以下の画面が表示されたら会員登録は完了です。
STEP2.メール認証を行う
会員登録時に入力したメールアドレスに上記のようなメールが届くので、メール認証をしてください。
STEP3.コース選択
メール認証が完了すると、そのままコース選択画面に移動します。
ここで、無料体験をしたいコースを選択します。
STEP4.無料体験の紹介動画をみる
無料体験の前に流れを動画で確認することもできます。
ここからは左上の赤丸①のようにナビゲーションが出てくるので基本的に迷うことはないと思います。
STEP5.Writingレッスンへ進む
動画で体験レッスンの流れが確認できたら、早速Writingレッスンへ進みます。
STEP6.レッスンを選ぶ
Writingレッスンを行いたいレッスンを選びます。
私は無難に「自己紹介してみよう」を選びました。
STEP7.Writingレッスン(最大5往復)
受けたいレッスンを選んだら、早速1回目の返事を書いていきます。(100単語まで)
以下の画像のように、画面左下でみんなの回答や参考になる単語・フレーズを確認することができます。
返事がまったく思い浮かばない!というときはこの文章を参考にしてみましょう。
返事を書いたら、「入力内容の確認」へ進み、1回目のWritingレッスンを講師へ提出します。
【返事を待つ間にもう1つWritingレッスンを並行して受けることができます】
ベストティーチャーの無料体験はWritingレッスン3回+Skypeレッスン1回を無料で受けることができます。
※【試験対策コース】の場合、無料体験はWritingレッスン1回+Skypeレッスン1回です。
1回のWritingレッスンは5往復やりとりできますが、講師の返事を待つ間に時間が空いてしまいますよね。
(私はこれまで大体30分以内には毎回返事をもらえています。)
無料体験ではWritingレッスンを3回受けることができるので、講師の返事を待つ間に別のWritingレッスンを並行して受けてみてください。
上記のようにたくさんのレッスンが用意されていますので、好きなトピックを選択してください。
添削は以下の感じでみることができます。
「自然な表現」になおしてもらうことができ、更に英文での解説があります。
無料体験でWritingレッスンは3回受けることができますが、講師からの添削を閲覧できるのは1回目に添削に回したWritingレッスンのみです。残りの2回分のWritingレッスンについては、無料会員のうちは添削閲覧なしで会話だけするイメージになります。
STEP8.トレーニングを行う(スキップも可能)
Writingレッスン1回分(最大5往復)が終わったら、Skypeレッスンの前にトレーニングを行うことができます。
トレーニングは「Checking Correction」「Overlapping」「Shadowing」「Dictation」の4種類です。
こちらのトレーニングはスキップしてすぐSkypeレッスンへ進むこともできますが、トレーニングをしてからSkypeレッスンを受けた方が定着はするのではないかと思います。
STEP9.Writingレッスンの内容をPDFでダウンロード
Writingレッスンの内容をPDFや音声でダウンロードすることもできます。
ちなみに、PDFの場合、以下のように会話一覧(自分が書いたもの+自然な表現+解説)が表示されます。
PDFでダウンロードしたものを印刷して1冊のファイルにまとめていけば、自分だけのオリジナルテキストの完成ですね!
STEP10.Skype名など基本情報を登録する
トレーニングが完了したら、「トレーニング完了」をクリックし、「Skypeレッスン予約」へ進みます。
まずはSkype名などの基本情報を入力していきます。
STEP11.SkypeでBest Teacher事務局にコンタクト申請
Skype名などの基本情報の入力が終わったら、レッスンを予約する前にSkypeでBest Teacher事務局にコンタクト申請をします。
上の画像は私がSkypeでBest Teacher事務局にコンタクト申請をしたときの画面です。
こんな感じで申請したら、「Skypeコンタクト申請完了」にチェックを入れて「講師選択画面に進む」をクリックしてください。
STEP12.レッスンを予約
Skypeレッスンを予約します。各講師の「プロフィールを見る」リンクから詳しいプロフィールを見ることができます。
STEP13.当日、予約したレッスンを受ける
当日、予約した時間の5分~10分間前くらいにはSkypeにログインしておくようにしましょう。
実際に使ってみて感じたメリット・デメリット
それでは、私が実際にベストティーチャーのレッスンを受けてみて感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
個人的には以下の4つをメリットと感じました。
- Writingレッスンがある
- すぐに使えるオリジナルテキストが作れる
- 1回のレッスンで「書く・読む・聞く・話す」全てを学べる
- レッスンは24時間受け放題
Writingレッスンがある
繰り返しになりますが、オンライン英会話は一般的にはSkypeレッスンのみで、Writingレッスンがあるのは「ベストティーチャー」のみです!
私はこれまでオンライン英会話受講の際、
- 自分がどんな文章を喋って
- どのように修正されたのか
の2点が全く形に残らないことが気になっていました。
中には「私が喋った文章→正しい文章」をSkypeで直接打ち込んでくれる先生もいたのですが、レッスン中にそれをするとレッスンの半分以上の時間、先生のタイピングをただ待っている状況になってしまいます。
ベストティーチャーでは上記2点が文章として形に残るので、復習にもとても便利だなと感じています。
すぐに使えるオリジナルテキストが作れる
「ベストティーチャー」は自分が作成した文章を英文解説付きで添削してもらえます。更に、その添削は1レッスンごとにPDFや音声でダウンロードが可能です。
そしてその添削は自分について文章にした内容なので、すぐ日常生活で使える表現が山盛り載っているということになります。
各社独自のテキストを作成していたりしますが、例文はあくまで例文なので普段の日常生活ですぐに使える文章がまとまったオリジナルテキストが作れるのはとても嬉しいですね。
1回のレッスンで「書く・読む・聞く・話す」全てを学べる
「ベストティーチャー」のレッスンはWriting(書く)とSpeaking(話す)のみですが、独自開発の復習用ツール「ベストレ」でReading(読む)とListening(聞く)がカバーされていて、英語がきちんと身に着く学習の流れになっています。
トレーニングは何度でも行うことができるので、反復練習にもなります。
レッスンは24時間受け放題
「ベストティーチャー」の他に24時間レッスン受け放題のサービスとしては「ネイティブキャンプ」がありますが、Writingレッスン+Speakingレッスンが受け放題なのはベストティーチャーだけです。
空いた時間に5分だけ・10分だけとスキマ時間で勉強したい場合はネイティブキャンプがおすすめですが、反復作業をしっかり行い、確実に身につけるためのレッスンを好きなだけ受けたいという場合はベストティーチャー一択になります。
また、デメリットについては以下の3つをデメリットに感じました。
- 値段が高い
- Writing添削の先生が選べない
- 超初心者には向かない
値段が高い
「ベストティーチャー」は通常英会話コースの月額料金が12,000円と、他の一般的な英会話サービスと比べると値段が高くなっています。24時間受け放題の「ネイティブキャンプ」も月額6,480円のため、ベストティーチャーはSkypeレッスン1回あたりの値段は割高です。
Writingレッスンが受けられたり復習用ツールが充実していたりと、値段相応のサービスが受けられるのでコスパが悪いわけではないのですが、もっと格安で気軽に英会話をしたい!という場合はおすすめしません。
Writing添削の先生が選べない
「ベストティーチャー」はSkypeレッスンの先生は選べるのですが、Writingレッスンの添削をしてもらう先生は自分では選べません。
そのため、やはり先生によって相性のいい・悪いがありますし、細かく添削してくれる先生もいれば、「伝わればなおさない」というスタンスの先生もいます。
Writingレッスンの先生を選べないということは、Writingで添削してくれる先生とSkypeレッスンを受ける先生も異なるので少し注意が必要です。
超初心者には向かない
「ベストティーチャー」のレッスンを受けてみて感じたことは、「英会話超初心者には向かない」ということです。
Writingレッスンで添削してもらったものがSkypeレッスンのベースになるため、自分が作成した文章が材料になります。
英語ができなくても100単語毎回書ききるぞ!!という場合はそこまで問題ないですが、英会話超初心者で簡単な文法もよくわからず・・・という場合は、そもそも長文を書くのが苦痛になり、長続きしません。
ある程度英会話に慣れていて、文章を書ける、添削してほしい文章が次々出てくるくらいの中級者レベルでないとベストティーチャーを十分に活用するのは難しいのかなと思います。
ベストティーチャーの口コミ
実際に「ベストティーチャー」を利用している人の声を集めてみました。
ベストティーチャーのwriting。先生に添削される前提で書くから、いつもより集中して書けてる気がする…!
speakingとwritingの勉強は量より質を追求すべき
惰性でやる勉強とtips集めに意味はない
— ナオキ海外大学院の受験生 (@naokieigo) April 20, 2020
オンライン英会話のベストティーチャーめっちゃいい。
現在、海外在住邦人に起きている”コロナウイルス”扱いされるコロナ差別について英作文を書き講師に添削してもらいました。
英作文しその内容をもとに講師と英会話。そもそも英語話せないのって英語で話すネタを持ってないという事か。
— 記録用 (@Do9odyoxMHd4OHI) March 17, 2020
#ベストティーチャー は、作文終わっていれば受講回数制限がないので本日2回目受講✏️再びS先生。男女平等指数の話から何故か子育て話へ。世界中の人生の先輩の話を聞けるのはオンライン英会話の醍醐味だなー😊
pamper 甘やかす
inculcated 教え込まれた— Tina (@Tina40358572) March 14, 2020
ベストティーチャーの無料体験レッスン楽しかった。
昨日の英作文で、Troubles を使ったら、troubleは not countableだからと 直されたけれど、講師は「troublesは流行り言葉。使う人もいるけれど、正しい表現では無い」と教えてくれた。
自作の文からこういうことを学べるのはありがたいなあ。— tadanomyomyo (@tadanomyomyo1) March 13, 2020
以前、ベストティーチャーを利用していました。事前にトピックを選んで英文を書き、それを添削してもらった上でレッスンを受けます。NCCの考え方と整合するかわかりませんが、自分の話そうとしている文をチェックしてもらえるのがメリットです。デメリットは準備に時間がかかることです。
— すくすくみのちゃん (@glj632i9iCOmhba) April 12, 2020
「添削される前提で書くと集中して書ける」「受講回数制限がない」「自分の文章をチェックしてもらえる」ということにメリットを感じている人が多そうです。
また、デメリットとしては「Skypeレッスンまでに時間がかかる(準備に時間がかかる)」ということですね。
他社サービスとの比較
これまでベストティーチャーについて紹介してきましたが、ベストティーチャーの価格は高いのか?内容は充実しているのか?他社のオンライン英会話サービスと比べてみたいと思います。
ベストティーチャー |
ネイティブキャンプ |
DMM英会話 |
|
無料体験 | Writing 3回 + Speaking 1回 |
7日間 | 25分×2コマ |
月会費 | 12,000円 | 6,480円 | 7,900円 |
ライティングレッスン | ○ | × | × |
英文添削サービス | ○ | × | × |
自習(復習)用ツール | ○ | ○ | ○ |
スピーキングレッスン | ○ | ○ | ○ |
回数制限 | 受け放題 | 受け放題 | 制限あり |
レッスン受講可能時間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 |
※情報はすべて2023年5月現在のものです。DMM英会話は1日1レッスンの場合の月会費です。
最低月会費はベストティーチャーが圧倒的に高くなっていますが、WritingレッスンもSpeakingレッスンも受け放題なのはベストティーチャーだけなのでそこは仕方ないかなと思います。
Writingレッスンはいらないから、とにかくたくさん話したい!という場合はレッスン受け放題のネイティブキャンプがおすすめです。ただ、Writingレッスンでしっかり自分の英文を添削してほしいという場合はベストティーチャーを一番の候補にしたいですね。
まとめ:ベストティーチャーは中級者におすすめ!
今回初めてWritingレッスンありのオンライン英会話を受けてみたのですが、自分が普段いかに適当に喋っていたのかを実感しました。
「英会話」だけなら多少文法や表現が違っていても相手が汲み取ってくれれば会話は成り立つので、とにかく喋る!ということを重視してきましたが、「文章にする」となると文法や表現などにも気を付けてレッスンに挑むようになりました。
ただ、Skypeレッスン前にWritingレッスンがあるので、Skypeレッスンまでの距離が遠く気軽に受けられないというところと、中級者くらいでないとWritingレッスンを毎日受けるのは難しいなと感じました。
折角高いお金を払って受け放題なのに、Writingレッスンが苦痛で毎日受けられないと勿体ないですよね。
- 自分の文章を目視で確認したい
- 1回1回を中身の濃いレッスンにしたい
- 日常英会話には少し飽きてきた
という人はきっと新鮮で充実したレッスンになると思うよ。